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大野瑞季が第17回オルレアン国際ピアノコンクールで優勝 3賞を受賞

作曲家・ピアニストの大野瑞季が、2026年10月31日(土)にフランスで開催された「第17回オルレアン国際ピアノコンクール」決勝で優勝した。大野はORCOM財団提供による「ブランシュ・セルヴァ」賞に加え、「エリオット・カーター」賞、「アンリ・デュティユー レジデンス-ジュヌヴィエーヴ・ジョワ」賞の計3つの賞を受賞した。フランス時間の2026年11月2日(月)午後8時(日本時間の11月3日(火)午前4時)からは、パリのブッフ・デュ・ノール劇場にてファイナリスト3名によるコンサートが開催される。

決勝結果と大野瑞季のコメント

第17回オルレアン国際ピアノコンクール決勝の結果、第1位に大野瑞季、第2位にCarter Muller、第3位にShan-Chi Hsuが選ばれた。

大野は約1年をかけてコンクールに向け準備を進めてきたとし、「10月31日(土)の決勝においては、 トマス・アデスの作品をアンサンブル・アンテルコンタンポランと共に作曲家ご自身の指揮にて演奏いたしました」とコメントした。支援や指導を行った関係者へ謝意を述べるとともに、フランスでのコンサートツアーや日本での活動に向けて努力を継続するとしている。

大野瑞季が獲得した3つの賞

大野瑞季が今回のコンクールで獲得した賞とその内容は以下の通り。

  • ORCOM財団 優勝 ブランシュ・セルヴァ賞(ORCOM Foundation 1st Prize ‘Blanche Selva’):賞金のほか、オリジナル作品のスタジオ録音とフランスおよび国際市場での配給、コンサートやマスタークラスのツアー企画が含まれる。授与から2年間、現代音楽界の重要人物への紹介や、スタインウェイ・アンド・サンズおよびスタインウェイ賞受賞者コンサート・ネットワーク・プログラム等の協力による出演機会など、キャリア形成の支援が提供される。
  • エリオット・カーター賞(Elliott Carter Prize):アンフィオン財団提供の特別賞。指定の8作品の中から1作品以上を選択し、最低8分間の演奏を行った出場者の中から選ばれる。
  • アンリ・デュティユー レジデンス-ジュヌヴィエーヴ・ジョワ賞(Résidence Henri Dutilleux-Geneviève Joy):メゾン・アンリ・デュティユー ジュヌヴィエーヴ・ジョワ協会提供の特別賞。審査員によりファイナリスト3名の中から選ばれ、カンド・サン・マルタンのメゾン・アンリ・デュティユー レジデンス-ジュヌヴィエーヴ・ジョワにて1ヶ月間の滞在が認められる。

オルレアン国際ピアノコンクールは1994年にフランスで第1回が開催され、以降2年毎に開催されている。国際音楽コンクール連盟およびアーリンク・アルゲリッチ財団の両方に加盟しており、現代音楽のレパートリーのみに焦点を当てた世界で唯一のコンクールとして位置づけられている。

フランス時間の2026年11月2日(月)20:00より、フランス・パリのThéâtre des Bouffes du Nord(ブッフ・デュ・ノール劇場)にて「第17回オルレアン国際ピアノコンクール受賞者コンサート」が開催され、大野を含むファイナリスト3名が1900年から現代までのピアノ作品を演奏する。

大野瑞季のプロフィール

愛知県瀬戸市出身の作曲家・ピアニスト。東京藝術大学作曲科卒業後、JML音楽研究所にて研鑽を積む。現代音楽を専門とし、国内において作曲・ピアノ双方のコンクールで複数入賞している。2026年にはピティナ・ピアノコンペティションF級課題曲に「スプリング・エフェメラル」が採用され、カワイ出版より楽譜が刊行された。現在は東京を拠点に、20世紀後半以降の作品を中心とした演奏活動や企画を行っている。

公式サイト:https://onomizuki.com/

本記事は大野瑞季事務所およびオルレアン国際ピアノコンクール公式サイトの発表をもとに作成。

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