若者おうえん基金、目標1,000万円のCFで支援総額500万円を突破
公益社団法人ユニバーサル志縁センターと首都圏若者サポートネットワークが運営する「若者おうえん基金」は、クラウドファンディングプラットフォーム「READYFOR」で目標金額1,000万円のクラウドファンディングを実施しています。本プロジェクトでは、2026年11月1日時点で支援総額が目標の半分となる500万円(5,265,000円・達成率52%)を突破しました。2026年は、これまで中心としてきた首都圏(東京・埼玉・神奈川)に加え、全国の若者への支援を届けることを目指しています。

支援が届きにくい若者を支える背景
親からの虐待や貧困などで家庭を頼れない若者は、子どもから大人への移行期において、進学・就労・住まい・孤立などの公的支援が届きにくい状況に置かれがちです。
こども家庭庁の「福祉行政報告例(令和8年1月現在)」によると、児童相談所における児童虐待相談対応件数は令和6年度(2024年度)で223,691件にのぼります。また、同庁の「社会的養護の推進に向けて」(令和8年3月)では、全高卒者の大学等進学率が57.9%であるのに対し、社会的養護のもとで育った子どもの進学率は24.2%にとどまっていることが示されています。「若者おうえん基金」は、こうした若者を長く伴走して支える民間の支援団体に対し、助成を通じた支援を行っています。

現場の歩みを伝える物語「100のつながり」
児童虐待防止推進月間である11月にあわせ、本プロジェクトのメインコンテンツとして全100話の物語シリーズ「100のつながり」が発信されています。若者おうえん基金の助成を活用した支援現場をもとにした創作(複数事例を再構成・改変)で構成されており、特定の個人や団体を描いたものではありません。虐待被害が保護された後も進学や住まいなどに長く影響を及ぼすなか、その後に寄り添う現場の様子を伝えています。
2026年8月17日から毎日1話ずつ配信されており、配信媒体はFacebook、X、Instagram、Threads、TikTok、READYFOR活動報告です。内容は序章から、第1章「出会い」、第2章「ふんばり」、第3章「つながり」、第4章「変化」、第5章「その後」、第6章「これから」で構成されています。

関係者からのメッセージ
本取り組みには複数の関係者からメッセージが寄せられています。顧問の村木厚子(元厚生労働事務次官・全国社会福祉協議会 会長)は、追い詰められている若者のために選択肢や逃げ場を用意する活動である旨を伝えています。運営委員長の宮本みち子(放送大学・千葉大学 名誉教授)も、より多くの若者を支援するための協力を呼びかけています。
事務局長の池本修悟は、「虐待を受けてきた若者は、保護された“その後”にも、進学や就労、住まい、孤立といった困難を抱え続けます。けれど、その姿は社会から見えにくく、声は届きにくい。『100のつながり』は、そうした若者たちが支援者とのつながりのなかで歩む姿を、物語として社会に届ける試みです。児童虐待防止月間のこの時期に、一人でも多くの方に“虐待のその後を生きる若者がいること”、そして“つながりが人を支えること”を知っていただき、支援の輪に加わっていただけたら幸いです。」と述べています。
実施されているクラウドファンディングの概要は以下の通りです。
- 名称:貧困・虐待などで親を頼れない若者に支援を届ける|若者おうえん基金
- 期間:2026年8月17日〜11月15日(日)23:00
- 目標金額:1,000万円
- 状況(2026年11月1日時点):5,265,000円/支援者190人(達成率52%)
- プロジェクトURL:https://readyfor.jp/projects/wakamono2026
- 運営:公益社団法人ユニバーサル志縁センター/首都圏若者サポートネットワーク
若者おうえん基金による2018年からの実績は以下の通りです。
- 助成総額:1億6,676万7,541円
- 助成した支援活動:のべ289件・人
- クラウドファンディング寄付総額:5,247万9,750円
- 支援者数:のべ9,372人
本件に関する問い合わせは、東京都港区六本木7丁目15-17 ユニ六本木ビル7階C号室の公益社団法人ユニバーサル志縁センター(首都圏若者サポートネットワーク 事務局)、担当の池本修悟、小山田織音(TEL:03-6450-1820/FAX:03-6450-1821/Email:info@wakamono-support.net)にて受け付けています。
本記事は公益社団法人ユニバーサル志縁センター/首都圏若者サポートネットワークの発表をもとに作成されています。
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