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x402がBCCCに入会 JPYC活用したエージェント決済の研究開発を推進

x402株式会社は、JPYCによるエージェント決済およびエージェンティックコマースにおける研究開発などを目的に、一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)に入会しました。同社はAIエージェントが自らのウォレットから支払う決済基盤や実証を運用しており、BCCCへの入会を通じて市場への情報提供や普及啓発を進めることを目指しています。あわせて、国内の法規制に準拠したエージェントウォレット間決済の確認基準の整備や、JPYCの普及を図る考えです。

JPYC決済の実証とウォレット間決済の基準案

JPYCはUSDCと同様にEIP-3009を実装しているため、プロキシのコントラクトを追加することなくx402の支払いに利用できます。x402株式会社はJPYCで代金を受け取るゲートウェイを実装し、Polygon mainnet上での決済を完了させました。あわせて、実装の過程で確認したJPYC固有の仕様や他社実装の調査結果を公表しています。

また、エージェントが自らのウォレットから相手のウォレットへ直接支払う取引に関して、同社は6社の製品と自社の実装を比較し、実装者向けの確認基準案8項目を公表しました。このうち売り手側で確認すべき6項目については、同社のデータサービスに実装されています。

市場測定基盤の開発と取引カタログの動向

同社が運営するカタログ「x402 Endpoint」の集計によると、2026年10月13日から19日の7日間において、x402の呼び出し上位10件の取引は合計593,777件・7,024.59ドルとなり、1件あたり平均は約0.012ドルでした。内訳は、LLMの呼び出しを1回ごとに支払うAI推論が50.0%、他のサービスへの支払いを取り次ぐ決済の中継が26.3%で、両者で全体の76.3%を占めています。一方、天気やSNS、市場データなどの情報を1回ごとに購入する取引は件数で3.8%、取引額で5.3%にとどまります。

決済は米ドル建てで行われており、同期間中にカタログの掲載数は161,826件(13,701ホスト)に達しました。対応チェーン別ではBaseが142,938件、Solanaが26,152件となっています。こうした市場環境を分析するため、事業者が返す402の応答を見積もりとして扱い価格と応答時間を競わせる「x402 RFQ Market」(2026年11月に本番公開予定)と、事業者の応答・決済・納品を外部から測定する「x402 Seller Probe」を開発しました。

人がクレジットカードで支払う条件をエージェントに委任して商品を購入させるエージェンティックコマースが既存のカード網で広がる一方、API呼び出しなどを1回ずつ支払うエージェント間決済はステーブルコイン上で動いています。クレジットカードには最低請求額が設定されており、1回あたり数円の支払いには適さないためです。

同社では、利用者がカードで購入した利用枠(1ドルで100回分、有効期限30日)をエージェントが1回ずつ消費し、ゲートウェイがその都度データサービスへUSDCで支払う実証を運用しています。予算確保をカード決済が担い、1回ごとの少額支払いをステーブルコインが担う仕組みです。ゲートウェイが公開する消費記録とステーブルコインによる直接販売の記録を突き合わせ、2026年10月22日から日次集計で読む運用を開始しました。今後は同じデータ商品をステーブルコイン(USDC、JPYC)とカード前払いの双方で販売し、手数料や入金日数などを比較した実測値を順次公表する予定です。

組織概要

一般社団法人ブロックチェーン推進協会

  • 名称:一般社団法人ブロックチェーン推進協会(Blockchain Collaborative Consortium)
  • 設立日:2016年4月25日
  • 本部:東京都渋谷区広尾1丁目1番39号
  • 代表理事:平野 洋一郎
  • 公式サイト:https://bccc.global/

x402株式会社

  • 商号:x402株式会社(x402 Inc.)
  • 所在地:東京都港区浜松町二丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
  • 代表者:代表取締役 加藤 雅人
  • 設立:2025年11月27日
  • Webサイト:https://x402jp.com
  • お問い合わせ:hello@x402jp.com

本記事はx402株式会社の発表をもとに作成されています。

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