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MIYACHIがCHICO CARLITOと新曲CHOTTO CHIGAU発表

東京を拠点に活動するラッパーのMIYACHIが、沖縄のCHICO CARLITOとタッグを組んだニューシングル「CHOTTO CHIGAU」とミュージックビデオを公表した。楽曲はMass Appeal Recordsからリリースされ、MIYACHIにとって新章の幕開けを告げる作品と位置づけられている。

自身のアイデンティティを表現した楽曲の背景

日本語の「CHOTTO CHIGAU」(ちょっと違う)は直訳で「少し違ってる」という意味を持つが、日常会話では相手の間違いを礼儀正しく伝える表現として用いられる。ニューヨークと日本の両文化を行き来しながら育ったMIYACHIにとって、この言葉は耳にしてきた静かな否定であると同時に、自身のアイデンティティを形成する要素となった。ある場所では日本的すぎ、別の場所ではアメリカ的すぎたという経験から、楽曲内の「ちょっと違う」という言葉を彼自身の勲章として掲げている。フックでは「あいつらと俺たちは違う」と明言され、トラックの随所に「違う」という言葉を基にしたフレーズが散りばめられている。

楽曲内では、MIYACHIがニューヨークから糸島、福岡という自身の歩みを結びつけ、ニューヨークのピザとアメリカの影響から生まれた沖縄のタコライスになぞらえて表現している。客演として参加した那覇出身のCHICO CARLITOは、テレビのバトルラップ番組『フリースタイルダンジョン』の「初代モンスター」として知られ、最近ではAwich、ONE OK ROCK、PaleduskらとともにコレクティブYAOに参加している。

CHICO CARLITOは本州を指す「わさび」と沖縄そばの「紅生姜」を引き合いに出したリリックや英語を交え、沖縄の象徴であるシーサーを取り入れたラップを披露している。制作についてMIYACHIは、新章においてあえて「ちょっと違う」自身を披露する意図を明かしており、CHICO CARLITOは東京とは少し違う沖縄の要素をサウンドに転化し、MIYACHIがニューヨークの視点からそれを受け止めたことが結実したと語っている。

ミュージックビデオは、AntsLive(アンツライブ)やRonnie Flex(ロニー・フレックス)の作品をはじめ200本以上のヒップホップビデオを手掛けてきたオランダ拠点のコレクティブ、Red Moons(レッド・ムーンズ)が監督を務めた。日本時間10月30日19時に公開された映像では、煙が立ち込める焼肉屋のカウンターや踏切、屋上を通り抜けてレコーディングスタジオへ向かう東京での長い一夜が描かれている。

MIYACHI(リオン・ミヤチ・パール)は1993年ニューヨーク生まれの日系アメリカ人ラッパーおよびYouTuberである。2017年のシングル「K.M.」でキャリアを開始し、2019年のデビューアルバム『Wakarimasen』や「Mainichi」、2022年のアルバム『Crows』などを発表してきた。登録者数20万人超を抱えるYouTubeのインタビューシリーズ「Konbini Confessions」も展開している。2025年10月には、Nasが共同オーナーを務める米ヒップホップレーベルMass Appealと日本で活動するアーティストとして初めて契約を結び、アルバム『SALARYMAN STRIKES BACK(サラリーマンの逆襲)』をリリースした。

  • タイトル:CHOTTO CHIGAU
  • アーティスト名:MIYACHI & CHICO CARLITO & Doc Pauly(ミヤチ & チコ・カリート & ドック・ポーリー)
  • レーベル:Mass Appeal
  • 配信リンク:https://miyachi.lnk.to/MCC
  • ミュージックビデオ:https://www.youtube.com/watch?v=yo00Wcayu0A

本記事はThe Orchard Japanの発表をもとに作成されています。

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