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アドソル日進 防災科研の災害情報ベクトルタイル配信技術実証支援業務を受注

東京都港区に本社を置くアドソル日進株式会社(代表取締役社長 篠﨑俊明)は、国立研究開発法人 防災科学技術研究所が実施する災害情報の配信実証支援業務を受注した。防災科学技術研究所が開発・運用する「SIP4D」やマルチセンシングデータ常時解析・可視化・共有システム「SIP4D-Sens」等を用い、時系列で変化する地理空間データを軽量かつ高速に配信・可視化するための技術実証を実施する。本実証を通じ、災害発生直後から刻々と変化する情報を関係機関が迅速に共有し、状況把握や意思決定に活用できる災害情報配信基盤の実現に貢献することを目指している。

技術実証の背景と課題

国立研究開発法人 防災科学技術研究所では、基盤的防災情報流通ネットワーク「SIP4D」、マルチセンシングデータ常時解析・可視化・共有システム「SIP4D-Sens」、災害動態意思決定支援システム「SIP4D-DDS」等を開発・運用し、防災・減災分野における情報活用の高度化に取り組んでいる。これらのシステムを活用し、国や都道府県、指定公共機関などの複数の災害対応機関から収集した情報を地図上に一元表示する「共通状況図」など、状況認識の統一や災害対応における意思決定の迅速化に関する研究が進められている。

一方、災害時に地図を活用して迅速な情報共有を行うには、気象データや被害推定情報、各種センサーデータといった継続的に更新される大量の地理空間データを迅速に共有することが求められる。しかし、これらの時系列地理空間データは更新頻度が高くデータ量も大きいため、スピードを優先して加工せずにWeb上で配信した場合、表示速度や操作性の低下、通信回線や端末への負荷増大を引き起こす恐れがあるという。

本実証では、SIP4D-Sens等が生成・取得する時系列地理空間データについて、アドソル日進株式会社が約20年にわたり培ってきたGIS(地理情報システム)の知見や技術を活かし、「ベクトルタイル化」による配信データの軽量化など、技術的な実現性と課題を明らかにすることを目指す。

主な目標として以下の項目が掲げられている。

  • 大容量の時系列地理空間データを効率的に取得・閲覧できること
  • 複数形式のデータを時間軸に沿って可視化できること
  • Windows、Android、iOS等の主要ブラウザで安定的に利用できること
  • 変換時間、配信速度、応答性能、画質などを比較評価できること
  • データ特性に応じた最適な配信方式を整理できること 等

受注プロジェクトの概要

受注した業務の概要は以下の通りである。

  • 業務名:SIP4D-Sens等災害情報プロダクトのベクトルタイル配信技術実証支援業務
  • 発注元:国立研究開発法人 防災科学技術研究所
  • 期間:2026年7月24日~2026年12月25日

アドソル日進株式会社は、約20年にわたりGISを活用したITシステムの構築や導入・活用コンサルティング、商圏分析ソリューション「DOCOYA(ドコヤ)」などの独自ソリューションを提供してきた。自社開発のソリューションに加え、ArcGISやMapboxなどの各種GISプラットフォームの導入支援、デジタルツインや都市OS、AI・IoTを融合させたサービス提供も行っている。

本記事はアドソル日進株式会社の発表をもとに作成。

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