制作・教育現場のアーカイブ議論 アニメ東京ステーションで11月25日シンポ開催へ
東京都と一般社団法人日本動画協会が運営する日本のアニメ展示拠点・アニメ東京ステーションで、シンポジウム「アニメアーカイブビジョン2026-2027」の第7弾となる『制作現場のアーカイブ×教育現場の現在値』が11月25日(水)に開催される。2026年度は「アニメアーカイブ最前線」を共通テーマに全3回の開催を予定しており、今回は制作環境の変化やAI技術、教育現場の実情などを探求する内容となる。会場は同施設14階の特設会場で、定員は約50名となっている。
制作環境の変化と教育現場の実情を探求
「アニメアーカイブビジョン」は2024年度より開催されてきたシリーズ企画で、アニメアーカイブを「文化と産業の未来を創る資産」「アニメの未来を支えるインフラ」と捉え、長期的な基盤整備の重要性を議論してきた。
先行して実施された第6弾『アニメ映像アーカイブ最前線―映画アーカイブの現在地から捉える、”アニメ”アーカイブの近未来』では、国立映画アーカイブや映画演劇文化協会の代表、知財の専門家が集まり、情報共有のためのデータベースの役割やアーカイブ活動の継続策について意見が交わされた。
今回の第7弾では、移り変わる制作環境における実務の現状、データベースの役割、データ・フォーマットの変化、AI技術、利活用、アーカイブの必要性と可能性について議論が展開される予定となっている。なお、2026年12月には第8弾として(仮)『アニメを埋蔵文化にしないために!利活用をいかに考えるか?』の開催が予定されている。
業界の実務家と研究者が登壇
シンポジウムは2部構成が予定されており、第1部「社内アーカイブの現状 紙・デジタル・データベース・AIの可能性」と、第2部「クロストーク第7弾『制作現場のアーカイブ×教育現場の現在値』」および質疑応答が実施される。
登壇者には、アニメ制作や教育現場で実績を持つ専門家が名を連ねる。株式会社オー・エル・エムのAID部部長である井上 剛氏は、アニメ先端技術推進部でAI技術を制作へ組み込む活動を社内外で行っている。株式会社オー・エル・エム・デジタルの取締役でテクニカルスーパーバイザーの四倉 達夫氏は、R&D部門統括やAID部担当役員を務めるほか、経済産業省(METI)および新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受けたプロジェクト「ANIMINS(アニミンズ)」の代表を務めた実績を持つ。
また、株式会社白組の企画制作本部 Solution Expertである鈴木 勝氏は、長年にわたりITシステムやデジタルマネジメントの面から映画やアニメなどの制作を支えている。東京工科大学メディア学部 学部長 教授の三上 浩司氏は、アニメやゲームの制作技術と管理手法の研究に従事し、業界人材の育成に携わってきた。司会・進行は、アニメ東京ステーションのアーカイブ担当であり、一般社団法人日本動画協会データベースアーカイブ委員長、株式会社アーイメージ代表の植野 淳子氏が担当する。
本シンポジウムの参加は事前申込による抽選制となっており、概要は以下の通りである。
- 名称:アニメアーカイブビジョン2026-2027 第7弾『制作現場のアーカイブ×教育現場の現在値』
- 開催日:11月25日(水)18:00~20:00(受付開始17:45)
- 会場:アニメ東京ステーション 特設会場 14階(東京都豊島区南池袋2-25-5 藤久ビル東五号館)
- 募集人数:約50名(事前申込・抽選)
- 申込締切:2026年11月16日(月)23:59まで
- 協力:一般社団法人日本動画協会 データベースアーカイブ委員会
- 申込URL:https://animetokyo.jp/archives/events/events91/
国内外から336,842人(2026年10月18日時点)が来場している同施設の基本情報は以下の通りである。
- 名称:アニメ東京ステーション(略称:アニメ東京)
- 場所:藤久ビル東五号館 地上1~2階、地下1階(東京都豊島区南池袋2-25-5、池袋駅東口から徒歩4分)
- 営業時間:11:00~19:00(最終入場は18:45まで、企画展示は18:30まで)
- 休館日:月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、翌日を休館日とする。年末年始、臨時休館等あり)
- 入館料:無料
- 公式サイト:https://animetokyo.jp/
本記事はアニメ東京ステーションの発表をもとに作成。
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