ナリス化粧品、シートマスクのような使用感のミスト化粧料処方で特許取得
株式会社ナリス化粧品(本社:大阪市福島区、代表取締役社長:村岡弘義)は、シートマスクを使用した後のような潤い感や満足感が得られるミスト状の水中油型化粧料の処方を確立し、特許登録に至ったことを発表した。
この処方は、顔に向けて数秒間スプレーするだけでスキンケアが完了し、短時間で高いスキンケア効果を得られる技術だ。
短時間で「パック後感」を目指した開発背景
一般的な乳化状態の化粧料を肌に塗布すると、油分が先に浸透して水分をブロックするため、水分が浸透しにくくなる肌生理の特性がある。そのため通常のスキンケアでは、油分の少ない化粧水を塗布した後に乳液やクリームを重ねるステップが推奨されている。
昨今ではスキンケアの簡略化や短時間化のニーズが高まりオールインワン化粧品が多く展開されているが、同社はさらに簡便でスキンケア効果が高く、時間を要するシートマスクを使用した後のような「パック後感」を得られる化粧料の開発を進めた。
5つの成分と微粒子化技術による特許処方

今回の特許技術では、シートマスク使用後に得られる高い満足感である「パック後感」を、「肌に十分な水分を与えること」と「与えた水分の上を油分で均一に覆うこと」で実現できることを見出した。
同社は以下の5種類の成分を特定の濃度範囲で組み合わせ、乳化滴の平均粒子径を200nm以下にして安定化に成功した。

- 水膨潤性粘土鉱物
- コレステロールもしくはフィトステロール
- アニオン系界面活性剤
- 直鎖構造を持つ一価の高級アルコール
- 液状油
この処方をエアゾールスプレー型またはノンエアゾール型スプレーとすることで、シートマスクを外した後のような潤い感と満足感を得られる処方を確立した。
顔用からボディケアへの展開も視野
この処方により、数秒間スプレーするだけでスキンケアが完結するため、蓋を開閉する手間が省けるほか、シートマスクのように数分間顔に貼り付けておく時間をかけずに同等のパック後感が得られることを確認しているという。
今回の処方は顔用化粧料として特許登録されたが、同社では今後、ステップを踏むことが煩わしいボディケアへの展開も視野に入れている。
特許概要
- 特許登録番号:7901963
- 登録日:2026年7月30日
- 名称:水中油型乳化化粧料
本記事は株式会社ナリス化粧品の発表をもとに作成。
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