KADOKAWA 古内一絵の作家デビュー15周年小説スイーツアラモードを発売
東京都千代田区に本社を置く株式会社KADOKAWAは、古内一絵さんの作家デビュー15周年を記念した連作短編小説『スイーツアラモード』を2026年10月30日(金)に発売しました。電子書籍も同日配信されています。本作は昭和から令和へと移り変わる時代の中で、各時代にブームとなったスイーツを切り口に、社会の変化に揉まれながら生きる人々の姿を描いた作品です。


時代を彩るスイーツとともに描く人々の物語
本作のあらすじでは、令和8年の春、大学4年生の琴音が祖母の葬儀に出席する場面から始まります。雑誌の記者だった祖母は回顧録を出版しており、そのプロデュースは母が手掛けました。ふたりのキャリアに誇らしさを感じつつも遠い世界の輝きだと思っていた琴音は、就職活動が始まると平凡な自分では売りにならないと焦りを募らせていきます。
作中ではプリンアラモードやパンナコッタなど、各時代を象徴するスイーツが登場します。戦争、震災、ヘイト、疫病、ジェンダーギャップといった厳しい時代を生きる人々の傍らに寄り添うスイーツを描いたエール小説となっています。なお、ウェブサイト上では「プロローグ」と「プリンアラモード」の全文が特別公開されています(https://kadobun.jp/trial/sweetsalamode/entry-191215.html)。
推薦コメントや書店員からのメッセージと記念対談
本作に対して作家の阿川佐和子氏は、「人は甘い物を食べて、今日を乗り越え、明日に向かって顔を上げる。」との推薦コメントを寄せています。

また、書店員からもメッセージが届いています。紀伊國屋書店金沢大和店の中田理恵さんはスイーツからこれからを生きる人へのエールをもらえた気がすると語り、未来屋書店大日店の石坂華月さんは時代ごとの女性の立場の変遷やスイーツの遍歴に触れています。くまざわ書店調布店の柴崎莉沙さんや丸善有明ガーデン店の大茂由紀子さんも、作品の持つ温かさや力づけられる点についてコメントしています。書店員によるコメントの詳細は専用ページ(https://note.com/kadobun_note/n/n189123c36b9e)に掲載されています。
さらに、刊行を記念して『三千円の使いかた』『#台所のあるところ』の著者である原田ひ香さんと古内一絵さんによる対談(https://kadobun.jp/feature/talks/entry-173580.html)も公開されています。
書籍概要と著者プロフィール

『スイーツアラモード』の詳細は以下の通りです。
- 作品名:スイーツアラモード
- 著者名:古内一絵
- 発売日:2026年10月30日(金) ※電子書籍同日配信
- 定価:2,145円(本体1,950円+税)
- 頁数:384頁
- 装画:田渕正敏
- 装丁:鈴木久美
- 体裁:四六判上製 単行本
- ISBN:9784041158500
- 初出:「小説 野性時代」特別編集2024年冬号、特別編集2025年冬号、2026年4月号、7月号、9月号プロローグ、エピローグ 書き下ろし
- 発行:株式会社KADOKAWA
- 作品情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322410000289/
著者の古内一絵(ふるうち・かずえ)さんは東京都生まれです。映画会社勤務を経て中国語翻訳者となり、「銀色のマーメイド」で第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞し、2011年にデビューしました。2018年には『フラダン』で第6回JBBY賞(文学作品部門)を受賞しています。他の著書に「マカン・マラン」シリーズ、「風の向こうへ駆け抜けろ」シリーズ、「キネマトグラフィカ」シリーズ、『お誕生会クロニクル』『星影さやかに』『山亭ミアキス』『百年の子』『東京ハイダウェイ』などがあります。
本記事は株式会社KADOKAWAの発表をもとに作成しています。
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