アスメック LattePanda Mu Ultra 226Vなど取り扱いへ
アスメック株式会社は、中国・上海市に本社を置くDFRobot社が開発した高性能AIプラットフォーム「LattePanda Mu Ultra 226V」および「LattePanda Mu Ultra 256V」を取り扱うと発表した。同製品はIntelのプロセッサーを採用し、デバイス上でのAI処理に特化した組み込み機器向けの超小型x86コンピューティングモジュールである。発表によると、取り扱いの開始日は2026年10月20日としている。



最大115 TOPSのAI演算性能と超小型設計

LattePanda Mu Ultra 226Vおよび256Vは、Intel Core Ultra 5または7を搭載し、CPU・GPU・NPUを合わせて最大115 TOPS(256V)のAI演算性能を提供する。これにより、LLM、画像認識、物体検出、音声認識といった処理をローカル環境で実行できる。
CPUには8コア/8スレッド、最大4.8GHz(256V)の仕様を備え、グラフィックスにはIntel Arc GPUを採用している。メモリーには16GBのLPDDR5Xメモリーを搭載し、最大136.5GB/sのメモリー帯域幅を確保した。本体サイズは69.6×60mmとクレジットカードサイズに抑えられ、アイドル時の消費電力を低減する省電力設計が施されている。主な用途としては、スマートAI端末、携帯型計測機器、自律移動ロボット(AMR)、サービスロボット、エッジAIビジョンなどが想定されている。
開発キットの構成と冷却機構
提供されるAI開発キットには、中核となるモジュールに加え、周辺機器との接続や冷却を担うユニットが含まれる。キットの構成は以下の通りとなる。
- LattePanda Mu Ultra コンピューティングモジュール:AI演算と汎用コンピューティングを担う中核モジュール(8コアのCore Ultra 5 226V またはCore Ultra 7 256Vを搭載)
- Mini Carrier Board:電源入力、周辺機器との接続、ストレージなどの拡張機能を提供するキャリアボード
- Active Cooler:ファンを搭載した専用アクティブ冷却ユニット
なお、SSD(対応するNVMe SSD)と電源(入力電圧12~20V、50W以上を推奨)はキットに含まれていないため別途用意する必要がある。コンピューティングモジュールは単体での購入も可能となっている。付属するMini Carrier Boardのサイズは110 × 94 mmで、USBポートとしてType-C × 2およびType-A × 2、映像出力にHDMI 2.0、ネットワークに2.5GbE Ethernetを備える。また、Active Coolerはアルミニウム合金製の筐体に冷却ファンと熱伝導パッドを備えた設計となっている。
対応OSとインターフェース
ソフトウェア環境としては、Windows 11およびUbuntu 24.04以降に対応する。開発環境にはIntel OpenVINOやOllamaなどが利用可能となっている。
拡張インターフェースとして、PCIe 4.0、USB 3.2 Gen 2、HDMI/DisplayPort、UART、I²C、GPIOなどを備えており、各種センサーや周辺機器を接続したシステム構築に対応する。


- 会社名:アスメック株式会社
- 所在地:〒225-0015 横浜市青葉区荏田北3-1-2向山ビル3F
- 事業内容:カメラモジュール/AIoT/ECU/車載製品の輸入販売サポート付き
- 公式サイト:https://www.asmec.co.jp/

本記事はアスメック株式会社の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



