InnoJin、第80回日本臨床眼科学会でVR小児弱視訓練機器などを展示へ
大学発スタートアップのInnoJin株式会社は、2026年10月29日(木)から10月31日(土)まで開催される第80回日本臨床眼科学会の併設器械展示会へ出展する。同社は開発を進めているVRを用いた小児弱視訓練用プログラム医療機器と、スマホアプリ型ドライアイ診断補助用プログラム医療機器「ドライアイチェッカー」の2つの技術を紹介する予定だ。いずれも国内未承認であり、デジタル技術を活用して眼科医療における診断や訓練支援の新たな選択肢創出を目指している。

展示予定のプログラム医療機器
展示される技術のひとつは、VRを用いた小児弱視訓練用プログラム医療機器(国内未承認)である。小児弱視の治療では継続的な訓練が重要とされる一方、小児自身の意欲維持や家庭で支える保護者の負担が課題となっている。同製品はVR(仮想現実)空間でのゲーム体験を取り入れ、楽しみながら継続できる環境づくりを目指している。眼と手の協応運動を活用した立体視訓練に加え、使用時間や実施状況を記録・可視化する機能を備え、医療従事者による治療計画の検討支援や負担軽減への貢献を図る。なお、同製品は開発中のため情報提供を目的とした展示であり、販売や予約の受付は行われない。
もうひとつの展示技術は、スマホアプリ型ドライアイ診断補助用プログラム医療機器「ドライアイチェッカー」(国内未承認)のプロトタイプである。ドライアイの診療において重要な眼表面の状態の客観的評価を支援するため、スマートフォンのカメラによるまばたきの検出および最大開瞼時間の計測と、ドライアイ疾患特異的質問票による自覚症状の記録を組み合わせている。身近なスマートフォンを活用することで、眼科診療における新たな診断支援情報の提供を目指している。

医学的知見とデジタル技術の融合による展開

InnoJin株式会社は、デジタル技術と医学的知見を融合し、眼科医療の課題解決に向けたソリューションの研究開発および実用化に取り組んでいる。今回の出展を通じて臨床現場での活用を見据えた技術の特徴や開発の方向性を発信し、眼科医療従事者との意見交換を通じて研究開発をさらに推進する意向だ。科学的根拠に基づく技術開発を進めるとともに医療現場との連携を強化し、実用化および社会実装を目指すとしている。
出展および会社概要
第80回日本臨床眼科学会の開催および出展概要は以下の通り。
- 学会名:第80回日本臨床眼科学会
- 学会会期:2026年10月29日(木)~11月1日(日)
- InnoJin出展予定日:2026年10月29日(木)~10月31日(土)
- 会場:国立京都国際会館、ザ・プリンス 京都宝ヶ池
- InnoJin出展ブース:E-76
- 学会公式サイト:https://convention.jtbcom.co.jp/80ringan/summary/index.html
出展を行うInnoJin株式会社は、2020年12月1日に設立された東京都文京区本郷2-14-10 長嶋ビル5階に拠点を置く企業である。電話番号は03-6670-8993、企業サイトはhttps://innojin.co.jp/、問い合わせ先メールアドレスはcs@innojin.co.jpとなっている。

本記事はInnoJin株式会社の発表をもとに作成。
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