福商が松阪深野牧場へ商号変更 伝統肥育の継承と地域資源の活用を推進へ
株式会社福商は、2026年10月2日付で商号を松阪深野牧場株式会社へ変更しました。法務局での登記手続きは11月4日に完了する予定です。松阪牛発祥の地とされる三重県松阪市飯南町深野の地名を社名に掲げ、伝統的な肥育技術の継承や地域資源を活用した商品開発・販促・地域活性化への取り組みを一層推進します。




減少する深野の牛舎と伝統技術の継承
世界的な高級和牛ブランドとして知られる松阪牛の発祥の地とされる三重県松阪市飯南町深野では、かつて40〜50軒ほど存在した牛舎が現在は4軒にまで減少しています。同地には今も、一頭一頭の状態を見極めながら人の手で餌を与え、900日以上の長期肥育などの厳しい条件を満たす特産松阪牛を育てる昔ながらの肥育文化が残されています。
松阪深野牧場株式会社は、松阪牛の神様とも呼ばれる伝説的な肥育家である栃木治郎氏が築いてきた牛舎と肥育技術を、後継者の阪倉達也氏とともに未来へつなぐ取り組みを進めています。
地域資源を商品や体験へ変える取り組み
同社では、特産松阪牛の生産・流通・販売だけでなく、背景にある歴史や文化、生産者の技術を伝える取り組みを進めています。松阪牛一頭一頭の履歴や生産者、産地の物語を伝える松阪牛トレーディングカードの企画のほか、ゴルフイベントでの特産松阪牛の贈答企画や丸の内のカレーキッチンカーへの食材提供、高級飲食店でのメニュー展開など、法人ギフトや販促イベントへの活用を行っています。


さらに深野には、日本の棚田百選に選ばれた農村風景や清らかな水、米や農産物、松阪和紙などの工芸、歴史や伝統文化といった地域資源があります。同社は地域固有の歴史・文化・技術をブランド資産として活用する地域IPの考え方を取り入れ、商品開発や観光・体験、地域の仕事づくりへとつなげることを検討しています。
展示会やラジオ番組で地域IP活用を発信
東京都千代田区に本社を置く同社代表取締役の豊岡舞子氏は、2026年10月15日に東京・池袋のサンシャインシティで開催された株式会社ビジネスガイド社主催の第74回インターナショナル プレミアム・インセンティブショー秋2026で特別講演を行いました。深野を事例として、トレーディングカードや法人ギフト、地域文化を活かした販促企画などを紹介しました。
また、2026年10月22日放送のinterfmの番組Why So Good?(株式会社まぐまぐ制作)にも出演し、深野との出会いや伝統肥育の継承に関する活動について語りました。
会社概要
- 会社名:松阪深野牧場株式会社(旧社名:株式会社福商)
- 代表取締役:豊岡舞子
- 商号変更日:2026年10月2日
- 登記申請日:2026年10月2日
- 登記手続き完了予定日:2026年11月4日
- 本社所在地:東京都千代田区富士見1丁目3番11号 富士見デュープレックスB’s 4階
- 松阪拠点:三重県松阪市飯南町深野1903番地
- 事業内容:特産松阪牛を中心とした食肉・食品の卸販売、地域資源のブランド化、販促企画、地域産業活性化事業等
本記事は松阪深野牧場株式会社(旧社名:株式会社福商)の発表をもとに作成しました。
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