シンクロ・フードとシェアフルが業務提携 農業分野の短期人材確保を支援へ
食品・農業分野特化の求人情報サイト「農業ジョブ」を運営する株式会社シンクロ・フードと、スキマバイトアプリ『シェアフル』を提供するシェアフル株式会社は業務提携を行い、2026年10月より「農業ジョブ」の農業従事者ネットワークに対して『シェアフル』のサービス提供を開始する。収穫期や出荷ピークなどの繁忙期に生じる短期・単発の人材確保を支援し、農業現場における多様な採用ニーズへの対応を図る。また、農業未経験者や『シェアフル』の主な利用者層である20〜30代を中心とした若い世代との接点を創出し、将来的な長期雇用への接続も目指す。
業務提携の背景
農業界では高齢化の進展や担い手不足により、深刻な人材不足に直面している。将来の営農を支える長期雇用や正社員といった中核人材の確保に加え、定植期や収穫期など作業が集中する時期の短期アルバイト需要も多く、繁閑差に応じた人員獲得が課題となっている。
「農業ジョブ」は2006年から約20年に渡り、長期雇用・正社員採用を中心に農業事業者の採用活動を支援してきた。一方の『シェアフル』は、単日から複数日・長期までの柔軟な求人募集に対応し、スポットワークをきっかけとした長期雇用転換にも注力している。両社それぞれの強みを生かし、繁忙期の短期的な人材確保から長期採用まで多様なニーズに対応するため、今回の業務提携に至った。
多様な採用ニーズに応える提携内容
本提携では、「農業ジョブ」において農業事業者の採用ニーズを把握し、短期・単発の人材確保を必要とする顧客に対して『シェアフル』を紹介する。事業者が抱える課題に応じて、主に以下の活用方法を提案していく方針だ。
収穫期や出荷のピークなど、短期間に労働力が必要な農業事業者には『シェアフル』の活用を提案し、必要な時期や人数に応じた求人募集につなげる。また、長期の正社員・パート求人で採用に時間を要している場合には、短期就業を通じて求職者と現場の接点をつくり、長期採用へつなげる機会の創出を目指す。さらに、採用方針に悩む生産者に対しては繁忙期の短期業務と通年の基幹業務を整理し、それぞれのニーズに応じて両サービスを使い分ける提案を行う。
期待される効果と今後の展望
今回の取り組みにより、短期・単発の就業機会を通じて農業未経験者が仕事に触れるきっかけを創出し、就業先との相互理解を深める機会を提供することが期待されている。また、通年の人材採用には「農業ジョブ」、繁忙期には『シェアフル』を活用することで、事業者が時期や業務の性質に応じて採用手法を選択できるようになることを目指す。
両社は今後、農業求人の多いエリアから先行して連携を進め、その成果をもとに対象地域を順次広げていく予定としている。
シェアフル株式会社の代表取締役社長である横井 聡氏は、短期・単発の就業を農業に触れる新たな入り口とし、未経験者にも魅力ややりがいを知ってもらうきっかけをつくりたいとしている。また、株式会社シンクロ・フードの執行役員を務める太田 明男氏は、短期・単発の人材確保を必要とする農業事業者に新たな選択肢を提供するとともに、短期就業を通じた接点創出が将来的な長期雇用につながる可能性について言及している。
「農業ジョブ(旧名称:第一次産業ネット)」は第一次産業に特化した求人サービスで、求職者会員数は14万人を超えている(※2026年9月末時点)。
『シェアフル』は「スキマ時間を価値に変える」を掲げる短期人材活用プラットフォームで、アプリのダウンロード数は合計1,300万人(※App StoreおよびGoogle Play Storeからのダウンロード数合計、2026年7月時点)に達している。
シェアフル株式会社
- 本社:東京都港区南青山1-15-5 パーソル南青山ビル4F
- 代表者:代表取締役社長 横井 聡
- 設立:2019年1月
- URL:https://sharefull.com/
株式会社シンクロ・フード
- 本社:東京都渋谷区恵比寿南一丁目7番8号 恵比寿サウスワン3階
- 代表者:代表取締役 大久保 俊
- 上場市場:東京証券取引所プライム市場(証券コード:3963)
- URL:http://www.synchro-food.co.jp/
本記事は株式会社シンクロ・フードの発表をもとに作成。
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