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飲食店選びで直前の確認先が予約有無で変化 カフェ等はGoogleマップが上位

飲食・ホスピタリティ業界のSNSやGoogleマップ集客支援を行うSOEL株式会社は、飲食店利用者を対象に「その店をどう見つけ、どう決めたか」を調べた自主調査の結果を発表した。調査によると、利用時に予約するかどうかによって、初来店の直前に確認する情報源が異なる傾向が明らかになった。予約の少ないカフェやラーメン店、ファミリーレストランでは、初来店客が直前に見たものとしてGoogleマップがグルメサイトを上回っている。

業態の予約頻度で分かれる来店直前の確認先

直近3ヶ月に飲食店を利用した20〜59歳の男女を対象とした調査によると、本人または同行者が予約して来店した人の割合は、居酒屋が61.9%、寿司・和食が40.4%となった一方、ファミリーレストランは20.1%、カフェは18.6%、ラーメンは13.9%にとどまった。

予約の少ないカフェ・ラーメン・ファミリーレストランの3業態において、初めて行った店を思い出した初来店客241名が「行く前に最後に見たもの」は、Googleマップが24%、グルメサイトが16%だった。対照的に、予約の多い居酒屋の初来店客134名ではグルメサイトが28%、Googleマップが19%と順位が逆転している。同社は、カフェ・ラーメン・ファミレスではひとりでの利用が17〜30%(居酒屋は11%)あり、通りがかりや近さを理由に予約サイトを経由せず入る人が多いためと分析している。なお、本調査において「Googleマップを整えると来店が増える」といった因果関係は検証されていない。

約半数が事前確認なしで来店、知ったきっかけは看板など

居酒屋を除く4業態では、行く前に何も見ずに来店した人の割合がファミリーレストランで54.3%、ラーメンで52.5%、カフェで51.8%、寿司・和食で48.0%に達し、居酒屋(33.0%)より15〜21pt高い結果となった。背景には、思い出した店が「2回目以降の店」だった人が63〜79%を占めている点がある。

また、店を知ったきっかけとしては、4業態全体で「以前から知っていた」が28〜40%、「通りがかり・店の外観や看板」が20〜27%と上位を占めた(居酒屋はそれぞれ19.0%・13.0%)。グルメサイトをきっかけに知った人は7〜9%で、居酒屋の22.0%の半分以下にとどまっている。

来店の決め手は人が3〜4割、SNS広告の経験も

来店を決めた最後の一押しとしては、どの業態でも「人」に関連する理由が3〜4割を占めた。「人に誘われた・勧められた」と「家族・友人との会話で話題に出た」の合算は、寿司・和食が39.0%、ラーメンが34.8%、ファミリーレストランが32.8%、カフェが28.8%となっている(居酒屋は34.0%)。一方で、料理・店内の写真を決め手とした人は9〜14%だった(居酒屋は14.5%)。

このほか、InstagramやFacebookの広告で知った飲食店に行ったことがある人の割合は、カフェが42.0%、ファミリーレストランが36.5%、寿司・和食が34.8%、ラーメンが33.5%(居酒屋は42.8%)となり、各業態で34〜42%に上った。

同社代表取締役の岡崎祐樹氏は、客が店を選ぶ場所は業態によって異なると指摘し、「自分の店のお客さまがどこで最後に確かめているのかを知り、そこから手を打つ場所を決めることが大切だと考えています」と述べている。

調査概要

  • 調査名:ジャンル別 生活者調査シリーズ #02〜#05(寿司・和食/ラーメン・麺類/カフェ・喫茶/ファミリーレストラン編)
  • 調査主体:SOEL株式会社
  • 調査方法:インターネットリサーチ(セルフ型アンケートツール「Freeasy」/アイブリッジ株式会社)
  • 調査対象:全国の20〜59歳男女のうち、月1回以上飲食店で外食し、直近3ヶ月に各業態の店に行った人
  • 有効回答:各業態400名・計1,600名(性別・年代の割付なし/比較対象として同シリーズ #01 居酒屋編の400名を含む計2,000名)
  • 調査期間:2026年9月29日(スクリーニング調査)〜10月15日(本調査)
  • 備考:回答は直近3ヶ月に行った1軒(初めての店、なければ最も最近の店)の記憶に基づく。業態ごとの初来店客が47〜108名と少ないため、初来店客の数値は3業態の合算(241名)で算出

本記事はSOEL株式会社の発表をもとに作成。無料の調査レポートは同社サイト(https://soel-tokyo.jp/news/20261029-genre-report/)で公開されている。

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