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アビーム、住友生命のウェルビーイング共創価値の定量化モデル構築などを支援

アビームコンサルティング株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:山田 貴博)は、住友生命保険相互会社(大阪府大阪市、取締役 代表執行役社長:高田 幸徳)が10月22日に発表した「ウェルビーイング共創価値」の具体化に際し、定量化・可視化モデルの構築および対外開示を支援した。住友生命は可視化の第一弾として、健康増進プログラム「Vitality」の会員約160万名を対象に、健康増進によって生まれる社会的価値を年間約4,100億円と推計している。アビームコンサルティングは、インパクト会計などの手法も参照しながら、価値創出プロセスの設計から算出ロジックの構築、対外開示に向けたストーリー設計までを一貫して担当した。

「ウェルビーイング共創価値」とは、住友生命が事業活動を通じてステークホルダーとともに創り出す社会的価値を指す。今回の可視化では、健康増進プログラム「Vitality」の会員約160万名を対象に、健康増進によって生まれる社会的価値を3つの観点で金銭価値に換算し、年間約4,100億円と推計した。

なお、この算定結果は2025年度実績をもとに算定されたもので、対象年度の1年間における価値を対象に評価している。Vitality の事業価値や住友生命の売上・利益等ではなく、住友生命の保有データ、外部公表データ、先行研究等を用いて、一定の前提・仮定のもと推計した社会的価値の一部を示すものとしている。

非財務価値の定量化が求められる背景

企業活動が社会にもたらす価値を適切に測り、経営判断に活かすとともに、その意味や意義をステークホルダーに分かりやすく伝えることが持続的な企業価値向上において不可欠となっている。一方で、ウェルビーイングへの貢献といった非財務価値は財務情報だけでは捉えにくく、その定量化には価値創出のプロセスや算出対象の整理、納得感のあるロジックによる価値算出が必要とされる。

住友生命グループは、生命保険が本来持つ「安心」の価値を社会・地球へ広げる「拡・保険」の考え方のもと、事業を通じたウェルビーイングへの貢献を具体的な価値として捉え、さらなる価値創出につなげる取り組みを進めている。

価値選定から開示ストーリーまで一貫支援

アビームコンサルティングは、インパクト会計を活用した支援実績と専門的な知見を生かし、住友生命と協働して以下のプロセスを一貫して支援した。

  • 算出対象となる社会的価値の整理・選定

住友生命グループ全体の取り組みから社会的価値を抽出し、体系化したうえで、事業戦略上の重要度を踏まえ、優先して算出する価値を選定した。

  • 共創価値の定義と算出ロジックの構築

「Vitality」を起点とした会員の意識・行動・健康状態の変化が、「主観的ウェルビーイングの向上」「労働価値の向上」「医療費の抑制」といった社会的価値につながるプロセスを整理した。そのうえで、インパクト会計などの考え方を参照し、住友生命が保有するデータ、外部統計、先行研究などを踏まえて算出ロジックを構築した。

  • 換算金額の位置づけと開示ストーリーの整理

算定に用いるデータの整理や金銭価値への換算を支援するとともに、算出した金額の妥当性と位置づけを整理した。また、取り組みの背景から、価値創出のメカニズム、算出方法・結果まで一貫して伝える開示ストーリーを設計した。

アビームコンサルティングは今後も、非財務価値の可視化および経営への活用を支援するパートナーとして、社会的価値と経済的価値の好循環による企業価値の向上に貢献していくとしている。

  • 会社名:アビームコンサルティング株式会社
  • 本社所在地:東京都中央区
  • 代表者:代表取締役社長 山田 貴博
  • 人員規模:約 9,700 名
  • 事業内容:戦略、BPR、IT、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識を持つ総合マネジメントコンサルティングファーム

本記事はアビームコンサルティング株式会社の発表をもとに作成。

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