八木建設が社会貢献を制度化 地元産米330kgを子ども食堂など10団体へ寄贈
埼玉県本庄市に拠点を置く八木建設株式会社は、これまで個別に取り組んできた社会貢献活動を「YAGI未来サポート」として制度化し、年1回以上の実施を定めた。単発の寄付にとどめず、社員が関わる活動として継続していく方針だ。その第1弾として、2026年10月7日~14日に、地元農家から買い取った埼玉県のブランド米「彩のきずな」計330kgを、本庄市と児玉郡上里町の子ども食堂やフードパントリーなど10団体へ届けた。

社会貢献活動を制度化した「YAGI未来サポート」
八木建設は「人を育てる」という考え方のもと、地域の若者や被災地の支援、社員が参加する地域活動を継続的に行うため、活動指針を定めて取り組みを制度化した。活動指針には、行政や団体、学校への寄付・寄贈をはじめ、学生向けの職業体験や出前授業、国内の災害復興支援、自社に縁のある地域での未成年を対象とした支援、献血や清掃活動などを掲げている。
生産者と子ども食堂の双方を支える取り組み

今回の支援では、子どもの貧困問題と米の価格変動という二つの課題に着目した。厚生労働省が2026年7月に公表した「国民生活基礎調査」によると、子どもの貧困率は11.0%、ひとり親など大人が1人の世帯では44.7%に上る。一方で、農林水産省の「米の相対取引価格」(2026年9月分)では、米の相対取引価格が高騰した前年同月から4割下落しており、生産者は相場変動の影響を受けている。








こうした背景から、地元農家から米を買い取って子ども食堂などに寄贈することで、つくる人と食べる子どもたちの両方を応援する形をとった。米を提供した児玉郡上里町の農家・松﨑智和(まつざき ともかず)さんは、寄付用として農薬を減らし、おいしさを示す指標である食味値70以上の水準で栽培したと話している。
継続的な地域貢献と今後の展開
八木建設では、本庄市立本庄東中学校への式典用椅子330脚の寄贈(2026年3月)や、熊本県八代市への企業版ふるさと納税(2026年9月)のほか、「本庄総合公園春まつり」への15年連続出店、埼玉県「彩の国ロードサポート制度」による道路の美化活動などを続けてきた。また、BMXレーシングの澤田茉奈選手への活動支援や、日本赤十字社への寄付なども行っている。
代表取締役社長の八木雅之は、地域への恩返しは業績に関わらず続けるべきものとした上で、「背伸びをせず、地域でできることを長く続けていきます」とコメントしている。子ども食堂への支援については、来年度も地域を変えて実施する予定としている。
八木建設株式会社の概要
- 社名:八木建設株式会社
- 設立:1955年3月
- 代表者:八木雅之(やぎ まさゆき)
- 住所:埼玉県本庄市中央2-6-20
- 事業内容:総合建設業
- 公式サイトURL:https://www.yagi-con.co.jp
本記事は八木建設株式会社の発表をもとに作成しています。また、文中の統計データは厚生労働省「国民生活基礎調査」(2026年7月公表)および農林水産省「米の相対取引価格」(2026年9月分)の情報に基づいています。
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