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アドバンスコンポジットが京都支店を設立 ZET-BASE KYOTOに拠点

独自の溶湯鍛造技術で高機能な金属基複合素材の開発や製造を手がけるアドバンスコンポジット株式会社は、京都府向日市の「ZET-BASE KYOTO」に京都支店を設立した。服部淳一が代表取締役を務め、静岡県富士市に本社を置く同社は、2025年7月に京都で開催された「IVS2025 LAUNCHPAD」での優勝を契機に深まった京都府や関係機関との連携をさらに発展させる。今後は府内の企業や大学・研究機関、行政・産業支援機関との連携を一層強化し、新素材の研究開発や事業展開を推進していく方針だ。

支店設立の背景とこれまでの連携

同社は「地球の未来を素材で支える」という理念のもと、金属とセラミックス、グラファイトなどを組み合わせた高機能な新素材の開発・製造に取り組んでいる。2025年7月には、国内最大級のスタートアップイベント「IVS2025」のピッチコンテスト「IVS2025 LAUNCHPAD」において、スタートアップ京都国際賞(優勝)を受賞した。

この受賞をきっかけに、京都府や公益財団法人京都産業21をはじめとする行政・産業支援機関とのつながりが深まり、府内企業との事業連携や研究開発について継続的に協議が進められてきた。さらに2026年2月には、京都府などが主催する脱炭素テクノロジーの国際カンファレンス「ZET-summit2026」に代表取締役の服部淳一が登壇し、日本アイ・ビー・エム株式会社の髙橋志津氏との対談を通じて新素材の役割について発信した。こうした活動や交流を背景に、府内での取り組みを本格化させるため今回の支店設立に至った。

ZET-BASE KYOTOでの展開と素材技術

京都支店が設置された「ZET-BASE KYOTO」は、京都府が推進する脱炭素社会の実現に向けた産業創出の取り組み「ZET-valley構想」の拠点となっている。同施設は脱炭素関連スタートアップの育成や企業・研究機関との共創を推進する場であり、同社との親和性も高い拠点と位置づけられている。

同社が開発する新素材は、高い熱伝導性や剛性、低熱膨張性などを兼ね備えており、半導体製造装置や自動車、半導体、電子機器、空調などの幅広い分野で活用が進んでいるほか、AIデータセンターをはじめとする次世代産業への展開も進めている。今後は京都支店を通じて府内の企業や大学・研究機関との連携を深め、新たな開発や製品の実用化、事業機会の創出に取り組むとともに、地域産業の発展にも貢献していきたいとしている。

京都府知事のコメント

京都支店の設立にあたり、京都府知事の西脇 隆俊氏は「今後は、『ZET-BASE KYOTO』を京都の拠点として、府内企業や大学等との交流を深めていただきながら、新たな事業展開や共創の創出につなげていただくとともに、世界的な課題であるカーボンニュートラルの実現を牽引するキープレイヤーとして、ますますご活躍されることを期待しております」とコメントを寄せている。

京都支店の概要

  • 名称: アドバンスコンポジット株式会社 京都支店
  • 所在地: 京都府向日市寺戸町山縄手21番1 京都フィナンシャルグループMUKOUビル3階(ZET-BASE KYOTO内)
  • 主な役割: 産学官連携、研究開発・事業連携の推進、新規事業の創出

本記事はアドバンスコンポジット株式会社の発表をもとに作成。

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