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リクエスト、ナッジの使いどころと確かめ方を整理したWeb解説を無料公開

組織行動科学®の研究・教育開発を行うリクエスト株式会社は、Nudge Product®のWeb解説「ナッジの現在地。使いどころと、確かめ方。」を無料公開した。仕事の案内やサービスを設計する担当者が、ナッジの使いどころや実行を支える条件、使った後の確かめ方を整理できる内容となっている。同社は980社・33.8万人の働く人のデータを基盤に事業を展開している。

行動の後押しと実行を支える条件の比較

ナッジは、選択肢を残し、金銭的な条件を大きく変えずに、情報の見せ方や配置、初期設定などで行動を後押しする方法で、別の選択も容易にできることを大切にしている。

今回の解説では、仕事で判断に迷った際に社内の専門家へ相談する場面を取り上げ、選びやすさ、実行できる条件、自分で判断する力を比較する。利用者が困っている理由から、何を整えてどのように組み合わせるかを考えられる構成となっている。

研究を現場へつなぐ5つの問い

解説では、国内外の研究や公的資料をたどるための視点として以下の5つの問いを整理している。

  • 誰に、どの場面で、どれくらい役立つか(出典:Szaszi et al.(2025)選択環境への介入の一般化に関するレビュー)
  • 行動の結果と、本人の納得は一致するか(出典:Gerver et al.(2024)同意とナッジの研究)
  • 続いた変化は、人と環境のどこに残ったか(出典:Brandon et al.(2026)Do the Effects of Nudges Persist? Theory and Evidence from 38 Natural Field Experiments. The Review of Economic Studies, rdag012、2026年2月20日オンライン公開の公開受理稿を参照)
  • 選びやすさと、考える機会をどう組み合わせるか(出典:Herzog & Hertwig(2025)ブーストの総説)
  • 現場の仕組みに、どう組み込んでいくか(出典:OECD(2024)LOGIC)

4段階の検証アプローチとツールの提供

掲載研究を踏まえ、Nudge Product®では以下の4段階で試すアプローチを提示している。

  1. 本人が実現したいことを聞く
  2. 止まっている理由を確かめる
  3. 一つ変え、比較できる形で試す
  4. 使った後まで見る

案内を変更した後の相談件数だけでなく、助言を得て仕事が進んだかや、本人および専門家の負担を分けて確かめる手法などを紹介する。また、サイト上では場面や工夫、確かめ方を選んで一枚に整理できる「設計メモ」を作成できるほか、今回10件を加えた42件の研究・公的資料が閲覧可能となっている。

リクエスト株式会社は、8つの研究機関を通じて組織行動科学®の研究と実践に取り組んでいる。Nudge Product®は、ABA Operations Research®センターを母体とした取り組みである。

  • 会社名:リクエスト株式会社
  • 代表者:代表取締役 甲畑智康(こうばた ともやす)
  • 所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F
  • 設立:2020年10月2日
  • 公式サイト:https://requestgroup.jp/

本記事はリクエスト株式会社の発表をもとに作成されています。

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