オースタンス、シニア向けイベントの約76%が健康・終活以外と分析
シニア・中高年向けSNS「趣味人倶楽部」を運営する株式会社オースタンスは、直近約1年間に開催した公式イベント「ゆるイベ」の運営データおよび参加者動向の分析結果を公表しました。実施されたイベント66件を対象に、シニア世代の関心やイベント企画の傾向がまとめられています。
開催された公式イベントを分類・集計した結果、全体の約76%が「食・交流」「美容」「ものづくり」「デジタル体験」など、「健康・終活」以外のテーマでした。


シニア向けの企画では健康や老後の備えがテーマとして思い浮かべられやすいものの、実際の参加動向からは関心を捉える切り口がそれらだけではない状況がうかがえます。具体的には、初めてのセルフジェルネイル講座やチラシデザインと缶バッジ作りに挑戦する講座、スマートフォンの使い方について話すお茶会など、日常の楽しみや新しい体験を入口にした企画が実施されています。
参加意欲を高める安心感と文脈の設計
参加前には、知らない商品を勧められるのではないか、知識がなくても参加できるのかといった心理的なハードルが存在することがあります。そのため、募集文やタイトルにおいて参加するメリットや安心感を伝える工夫がなされています。
タイトル設定では、「【初心者向け】はじめてのAI講座 まずは楽しく使ってみよう!」「【10名限定】御岳山 紅葉狩りハイキング〜スマホで美しい紅葉写真が撮れるコツを伝授〜」「【スポーツ苦手でも大丈夫!】はじめての『ボッチャ』を体験してみませんか?」のように、未経験者の不安に配慮し、具体的な学びや参加しやすさを示す手法がとられました。



企業との共同開催事例として、ソノヴァ・ジャパン株式会社と実施した補聴器イベントでは、「セミナー」や「体験会」ではなく「きこえケア懇親会」という名称を採用しました。同世代と交流できる場としての魅力を伝えながら体験機会を設計したところ、アンケート回答者の約9割がポジティブなコメントを寄せ、イベント後の来店や1か月以内の購入につながる事例も報告されています。


イベント内で商品やサービスを説明するだけでなく、参加者が実際に体験して内容を理解できるようプログラムを設計することが重視されています。
初心者向けセルフジェルネイル体験では、準備からシールの貼り方、仕上げ、剥がし方まで説明したことで、イベント後に自宅用の関連用品を購入する参加者がみられました。一方で、生花講座では専門用語や基礎知識の説明不足により初心者がついていきにくいという課題も確認されており、参加者の経験に合わせた進め方の重要性が示されています。体験後に詳しい情報を得る、商品を試す、個別に相談するといった選択肢を用意することが、次の行動へのつながりやすさにつながるとしています。



関連組織・サービス概要
- 趣味人倶楽部:会員数42万人、月間3,000万PVを誇る中高年・シニア向けSNS。50~70代をメインユーザーとする(URL: https://smcb.jp/ )
- 株式会社オースタンス:「歳を重ねて、楽しみがある人生に。」をビジョンに掲げ、シニア世代向けサービスや企業向け支援を展開(URL: https://ostance.com/services/business/ )
- 調査・研究機関「シニアDXラボ」:ITを活用してシニア世代の生活に変化を生み出すための知見発掘・提言を行う研究機関(URL: https://ostance.com/lab/ )
本記事は株式会社オースタンスの発表をもとに作成されています。
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