アルパカグループ会社、UAEで金融サービス提供に関する原則承認を取得
AIエージェント時代の証券・清算インフラを提供するAlpacaDB Inc.およびそのグループ企業(アルパカ)は、グループ会社のAlpaca Clearing & Custody ME Ltd(Alpaca Middle East)が、アラブ首長国連邦(UAE)の国際金融センター兼経済特区で金融サービス提供に関する原則承認を取得したと発表しました。アブダビの金融センターであるADGM(Abu Dhabi Global Market)の規制当局である金融サービス規制庁より、金融サービスの提供許可(Financial Services Permission)の申請に対して承認を受けたものです。今回の承認は、アルパカがUAEにおいて規制に遵守した事業基盤を構築し、中東地域の金融機関やフィンテック企業へのサービス提供を拡大するための重要な一歩となります。
中東地域でデジタル資産の取り次ぎやカストディサービスを展開予定
Alpaca Middle Eastは、金融サービスの提供許可を取得することを前提に、金融サービス規制庁から最終的に承認される範囲内で、デジタル資産の取り次ぎおよびカストディサービスを提供する予定です。これにより、アルパカがAPIを通じた証券インフラの提供を拡大し、中東地域のパートナー企業とより緊密に連携できるようになるとしています。
なお、今回の原則承認は金融サービスの提供許可そのものではなく、Alpaca Clearing & Custody ME LtdがADGM内またはADGMを拠点として規制対象業務を行うことを認めるものではありません。規制対象となるサービスの開始は、金融サービス規制庁が課す条件の充足、および関連する金融サービスの提供許可の付与が前提となり、提供予定のサービスはいずれも金融サービス規制庁が最終的に付与する許可の範囲や条件に従うものとされています。
地域拠点の設置により金融機関との連携を強化
Alpaca Middle East CEOのHatem ElArabyは、UAEについて地域と世界の資本市場をつなぐ拠点として成長し金融サービスとテクノロジーのエコシステムが形成されていると説明した上で、アブダビに規制下の事業拠点を設けることで中東の金融機関との連携を深め、同社のグローバルな証券インフラの利用拡大につなげたい旨を述べています。
アルパカはこれまで中東地域において、デジタル資産への投資、貯蓄、証券サービスなどを提供する金融機関やフィンテック企業との関係を構築してきました。今後はパートナー企業との関係に加え、地域に根ざしたチームとグローバルな証券インフラを活用し、中東地域への継続的な投資と長期的な事業拡大を進めていく方針です。
50カ国以上を支援するグローバル戦略を加速
UAEへの展開は、世界各国の金融市場で規制に準拠した証券インフラを構築するグローバル戦略の一環です。アルパカはこれまで、米国、英国、欧州、日本、インド、バハマで金融ライセンスを有する現地法人を立ち上げ、現在では50カ国以上のパートナー企業を支援するグローバルネットワークを構築しています。
アルパカは米国に本社を置くセルフクリアリング証券会社であり、従来の金融資産とオンチェーン資産の双方へのアクセスを支える証券インフラを提供しています。これまでの累計調達額は4億ドル(630億円超)に達し、50カ国以上にわたる数百のフィンテック企業および金融機関にサービスを提供して1,000万を超える証券口座を支えています。
各種サービス提供主体の概要
アルパカの各サービスは以下の法人が提供しています。
- テクノロジーと関連サービス: AlpacaDB, Inc.( https://alpaca.markets/ )
- 米国の証券取引サービス: Alpaca Securities LLC(FINRA/SIPC会員)
- 日本国内の証券取引サービス: AlpacaJapan株式会社(第一種金融商品取引業者、関東財務局長(金商)第3024号、加入協会: 日本証券業協会、https://alpaca.markets/jp/ )
本記事はAlpacaDB Inc.の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



