車選びドットコム、中古車買取平均価格が9月に過去2年で最高水準と予測
株式会社ファブリカホールディングスの完全子会社である株式会社ファブリカコミュニケーションズは、中古車査定サイト「車選びドットコム買取」において、2026年8月版の中古車買取相場レポートを公開しました。過去のオークション相場や独自データをもとに分析した結果、中古車買取平均価格は8月に前月から上昇し、9月には過去2年で最高水準となる見込みです。海外需要の高さや円安傾向、新車価格の上昇などが相場を下支えしているとしています。
海外需要や円安、新車価格の上昇が相場を下支え

レポートによると、中東情勢の影響でUAE(アラブ首長国連邦)向け輸出が減少したものの、アフリカや東欧、ロシア、南米などへの直接輸送ルートの確保が進みました。2026年・2025年普通貿易統計(e-Stat)に基づくデータでは、2026年6月の中古車輸出台数は15万7,992台、1〜6月累計は85万3,363台となり、いずれも前年同期に比べて増加しています。
加えて、円安傾向や、原材料費・物流費高騰などを背景とした新車価格の上昇により、状態が良く価格を抑えやすい中古車を選択する動きが見られます。また、海外の年式規制を踏まえ、輸出需要が見込まれる3年や5年以内に売却して次の新車購入に充てる買い替えサイクルも影響を与えているとしています。
低年式・多走行車の海外評価と高額ミニバンの動向

相場動向においては、10万kmを超える多走行車や低年式車への評価も挙げられています。日本車の耐久性や実用性に対する評価を背景に、ランドクルーザーやハイエース、プロボックス、トラックなどでは、国内で評価されにくい車両であっても海外市場で評価されるケースがあります。
一方で、トヨタの「アルファード」や「ヴェルファイア」といった高額ミニバンについては、依然として高い買取水準にあるものの、メーカーによる新車供給の安定や輸出先の情勢変化などにより、大幅なプレミア価格は縮小傾向にあると分析しています。
2026年8月18日時点の独自集計によるボディタイプ別買取ランキングでは、国産車の上位5カテゴリーが全体の80%以上を占めました。
国産車ボディタイプ別買取ランキング
- 1位:軽自動車(30.1% / 前月比+0.4%)
- 2位:ミニバン/ワンボックス(18.0% / 前月比-0.8%)
- 3位:コンパクト/ハッチバック(17.6% / 前月比+1.4%)
- 4位:SUV/クロカン(7.9% / 前月比+0.2%)
- 5位:セダン/ハードトップ(6.9% / 前月比+0.0%)
輸入車ボディタイプ別買取ランキング
- 1位:SUV/クロカン(29.3% / 前月比+1.6%)
- 2位:セダン/ハードトップ(23.0% / 前月比+1.1%)
- 3位:コンパクト/ハッチバック(19.5% / 前月比+0.3%)
- 4位:クーペ(8.6% / 前月比-0.9%)
- 5位:オープン(6.8% / 前月比+1.8%)
輸入車では、クーペやオープンが上位に入る点が特徴となっています。なお、詳細数値は非公開とされています。
会社概要
- 会社名:株式会社ファブリカコミュニケーションズ(株式会社ファブリカホールディングス100%出資)
- 代表者:代表取締役社長CEO 谷口政人
- 本社所在地:愛知県名古屋市中区錦3-5-30 三晃錦ビル8F
- 事業内容:業務支援システム開発・販売事業、インターネットメディア事業、WEBマーケティング支援事業、自動車修理・レンタカー事業
本記事は株式会社ファブリカコミュニケーションズの発表および普通貿易統計(e-Stat)をもとに作成しました。
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