東大・医学部志望者の夏休みの悩み1位は長時間学習が続かない 河野塾調べ
株式会社Stardyが運営するオンライン予備校「河野塾」は、2026年8月に実施した模試の受験者を対象とした「夏休みの学習実態調査」の結果を公表した。東京大学や医学部を目指す受験生において、夏休みの悩みの最多は「長時間学習が続かない」であることが明らかになった。調査では夏休みの学習内容や満足度、9月の学習方針などの実態も示されている。
夏休みの悩み最多は「長時間学習が続かない」 重視した学習は「基礎固め」
夏休みの悩みについて尋ねたところ、1位は「長時間学習が続かない」(47.2%)、2位は「志望校の判定が上がらない」(35.8%)、3位は「極端に苦手な科目がある」(29.2%)となった。難関大を目指す層においても約半数が学習の継続自体に苦戦している状況が浮き彫りとなった。
また、夏休みに最も重視した学習内容では、1位が「基礎固め」(36.8%)、2位が「演習量を増やす」(24.5%)、3位が「苦手科目克服」(15.1%)となり、基礎固めを優先した受験生が最多を占めた。
受験生の満足度は半数以上 継続の有無が満足度に影響か

夏休みの受験勉強に対する満足度では、約1割が「満足」、約半数が「やや満足」と回答し、半数以上が満足している結果となった。


「長時間学習が続かない」を悩みに挙げた層の満足率は40.0%にとどまった一方、挙げなかった層の満足率は69.6%と約30ポイントの差が見られた。勉強に対する満足度を左右する要因として、学習内容以上に継続できたかどうかが影響している可能性が示唆されている。

浪人生と高校3年生で異なる授業と自習のバランス

夏休みの勉強時間のうち、夏期講習や学校の補習、映像授業などの授業が占める割合は、浪人生が平均2.06割、高校3年生が平均3.47割となった。
浪人生の37.5%が授業をほとんど受けずに独学中心で勉強していたのに対し、高校3年生で独学中心だったのは15.6%にとどまった。高校3年生の42.2%は授業が4〜6割を占めており、浪人生は自分のペースで学習を組み立て、高校3年生は学校や塾の授業を軸に自習時間を確保する傾向がみられた。

9月は「過去問演習」への移行が鮮明に
9月に力を入れたいことの1位は「過去問演習」(37.7%)、2位は「演習量を増やす」(26.4%)、3位は「苦手科目克服」「基礎固め」(ともに11.3%)となった。夏に基礎固めを重視した受験生のうち43.6%が9月は演習量を増やしたいと回答しており、基礎固めから演習や過去問へ段階的に移行する傾向が示された。
株式会社Stardy代表取締役社長の河野玄斗氏は、長時間学習を継続するためには意志に頼るのではなく環境や仕組みを変えることが重要とし、9月以降は志望校の合格最低点から逆算して不足している力を把握し、日々の演習で課題を克服していくことが大切だとしている。
調査概要および関連情報
- 調査期間:2026年8月16日
- 調査対象:河野塾が実施する模試「最難関数学テストゼミ -河野玄斗からの挑戦状-」受験生のうち、東京大学・医学部志望者
- 対象数:106名
- 調査方法:受験者へのアンケート
- 河野塾公式サイト:https://x.gd/NPGOw
- YouTube「Stardy -河野玄斗の神授業」:https://www.youtube.com/@Stardy
本記事は株式会社Stardyの発表をもとに作成。
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