Collection Bankが資産防災を提案 管理資産総額2,000億円超
株式会社Collection Bankは、美術品や時計などの価値あるモノを分散保管や時価推定、データ管理によって守る「資産防災」の取り組みを呼びかけている。同社が提供するコレクション資産管理サービスでは、管理点数が4万点、管理資産総額は参考評価額ベースで2,000億円を超えている(2026年10月時点)。災害による破損や紛失の対策に加え、避難中に自宅に残される資産の管理リスクへの備えとして平時からの対策を促している。
被災地における犯罪被害と自宅保管の課題
災害時においては、家屋の損壊だけでなく避難中の住宅を狙った犯罪への対策も求められている。能登半島地震では、避難中の家屋への空き巣や避難所での置き引きといった災害に便乗した犯罪が発生し、警察庁は発災後から2024年3月7日17時までに石川県内で59件を把握したと公表している(当時の速報値)。

また、石川県警察の公表統計を集計したデータによると、奥能登4市町(輪島市・珠洲市・穴水町・能登町)における侵入窃盗認知件数は、震災前年の2023年の22件から、2025年には110件へと増加した。この数値は4市町の年間確定値を合算したもので、2025年は2023年の5倍に相当する(年間統計は災害に便乗した事件のみを集計したものではない)。災害への備えとして、破損・焼失・浸水への対策とあわせ、避難中に自宅へ残される資産の管理方法が課題に挙げられている。

Collection Bankによる資産防災の取り組み
株式会社Collection Bankでは、自宅一か所に資産が集中する状態を見直すための保管や情報管理の仕組みを提供している。

取り組みの主な内容は以下の通りである。
- 自宅以外への分散保管:時計やバッグ、ジュエリー、アート、スニーカーやデニムなどのヴィンテージファッション、トレーディングカード、ホビー、ワイン・ウイスキー、コイン、貴金属、骨董、刀剣、家具、楽器などのアイテムに対応する。入退室管理や24時間監視カメラ、耐震・耐火設備等を備えた保管環境を案内している。
- AIを活用した時価の推定:写真などの情報をもとに、AIを活用した時価の参考評価を確認できる。購入当時の価格と現在の市場評価の違いを把握し、重点的に守るアイテムや保管方法の判断を支援する。
- 写真と資産情報のデータ管理:アイテムを1点ずつデータ化し、詳細情報や参考評価額をコレクションリストとして管理する。購入情報も含めて整理することで、所有物と価値の把握を容易にする。
代表取締役の大城崇聡氏は、実際に震災を経験して自宅に置くリスクを避けるために預けている利用者の存在に触れ、「災害が起きてから、すべてを持ち出すことはできません。だからこそ平時から価値を知り、記録を残し、必要に応じて預けておく。そうした準備があれば、いざというときに家族と自分の安全を優先するための安心につながります」と述べている。
1点からの保管料金とサービス概要
同社では、美術品や時計、ジュエリー、ヴィンテージファッションなど幅広いコレクションの可視化やデータ管理、保管に対応している。手元のアイテムを撮影し、公式LINEから市場参考価格を確認できる仕組みとなっている。
保管料は1点あたり月額150円(税込)から利用可能となっている。高価な時計やジュエリー向けには、金庫内の「セキュアロッカー保管」(1点あたり月額500円・税込)も案内されている。対象やサイズ、プランにより料金が異なり、入出庫料・配送料等は別途必要となる。
なお、時価推定・AI査定による評価額は参考情報であり、実際の売却価格、真贋、保険金・補償額を保証するものではない。また、保管によって災害や盗難のリスクが完全になくなるわけではなく、分散の効果は自宅と保管先の立地等によって異なるとしている。
株式会社Collection Bankの概要
- 社名:株式会社Collection Bank(英文社名:Collection Bank Inc.)
- 設立:2020年1月14日
- 代表取締役:大城 崇聡
- 本社:〒104-0061 東京都中央区銀座5-10-10 6F
- ホームページ:https://collection-bank.ai/
- 実績(2026年10月時点・同社集計):サービス利用者数 約9,500人、管理アイテム数 約4万点、預かり資産総額 参考評価額ベースで2,000億円超
本記事は株式会社Collection Bankの発表をもとに作成されています。
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