しながわ水族館が開館35周年記念セレモニー開催 アイデア募集の受賞者を表彰
しながわ水族館(東京都品川区)は、2026年10月19日(月)に開館35周年を迎え、前日の10月18日(日)に「しながわ水族館開館35周年記念セレモニー」を開催した。秋晴れの空の下、満席となったイルカ・アシカスタジアムには森澤恭子品川区長としながわ水族館館長 髙宮一浩が登壇した。セレモニーでは感謝を伝えるスピーチのほか、リニューアルに向けた「新」水族館アイデア募集の各部門受賞者への表彰などが行われた。
35年間の歩みに感謝を伝える記念セレモニー
10月18日(日) 10:15~10:40に行われたセレモニーでは、髙宮館長がスピーチに立ち、これまで多くの来館者や地域・関係者、歴代職員に支えられて節目を迎えたことへの感謝と、今後も地域と共に歩んでいく想いを伝えた。
式典の最後には、森澤品川区長とアイデア募集の受賞者によるイルカトレーナー体験が実施され、技が決まると会場は暖かい拍手と歓声につつまれた。






品川区では、しながわ水族館のリニューアルに向けた計画を進めており、今年の5月~6月に新しい水族館へのアイデアを募集した。品川区民、品川区在学・在勤者、しながわ水族館来館者を対象に、サービス部門(グッズ、キッズルームなど)、企画部門(特別展、体験プログラムなど)、展示部門(展示したい生物、水槽の特徴)の3部門で募り、あわせて361件の提案が集まった。
選考過程において子どもならではの発想や独創的な提案が多く寄せられたこと、将来の来館者である子どもたちの視点が重要であることから、最優秀賞に加えて「キッズアイデア賞」も新設された。表彰された各賞のアイデアは次の通り。
<最優秀賞>
- サービス部門:吉原 京佑さん「キッズスペースのある幼魚エリア」(ペンギンのすべり台や絵本コーナーなど、子どもが遊べる遊具や赤ちゃんの魚が見られる幼魚の水槽が一体となったエリアづくりのアイデア)
- 企画部門:吉川 亜希さん「水族館を飛び出そう!しながわ区民公園 生きもの探検スタンプラリー」(水族館で「生きもの探検マップ」を受け取り、公園内のチェックポイントを巡るスタンプラリー企画によって、水族館だけでなく、しながわ区民公園全体を楽しめるアイデア)
- 展示部門:奥田 真子さん「しながわアクアライン~東京湾をめぐる旅~」(水族館が面する東京湾をひとつの地下鉄に見立てて、いろいろな環境や生き物たちの暮らしを楽しく学ぶ体験ツアーを展示で表現する企画。水門から干潟、外洋、深海にいたるまで、東京湾周辺の様々な環境を紹介するアイデア)
<キッズアイデア賞>
- 木村 七海さん「シロワニの歯」(しながわ水族館で展示しているサメ、シロワニの水槽を見ていたときに、水槽内に落ちているシロワニの歯に着想を得た、「シロワニの歯」を使ったグッズ販売のアイデア)
- 三浦 周さん「タコのおうちを作りたい」(絵や模様を描いたり、タコのモチーフをつけたりできる「マイたこつぼ」を作って、大好きなタコの観察や交流ができる仕掛けづくりのアイデア)
詳細情報は品川区のウェブページ(https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/008/235/idea.pdf)に掲載されているほか、館内の掲示板でも受賞アイデアが掲出されている。
1991年開業からの歩みと施設概要
しながわ水族館は、品川と海や川のゆかりを背景に、1991年に「水辺とのふれあい」をテーマとして誕生した。都内初となるイルカショーを開催したほか、トンネル水槽がシンボルとして知られている。
開業後もシャークホール(2001年)やアザラシ館(2006年)の新設、独自のコラボレーションイベントなどを実施し、2022年6月には累計来館者数2,000万人を達成した。



施設の概要は以下の通り。
- 所在地:〒140-0012 東京都品川区勝島3-2-1 しながわ区民公園内
- 営業時間:10:00~17:00(最終入館は16:30)
- 休館日:火曜日(春・夏・冬休み・GW、祝日は営業)、1月1日
- 入館料金:大人(高校生以上)1,350円、こども(小・中学生)600円、幼児(4才以上)300円、シルバー(65才以上)1,200円 ※金額は全て税込
本記事はしながわ水族館の発表をもとに作成しています。
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