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商船三井、本邦初のウインドチャレンジャー搭載LNG二元燃料石炭船が竣工

東京都港区に本社を置く株式会社商船三井(社長:田村 城太郎)が関西電力株式会社の専用船として建造を進めていた、本邦初となるウインドチャレンジャー(硬翼帆式風力推進装置)搭載LNG二元燃料石炭船が竣工し、運航を開始しました。株式会社大島造船所において命名引渡式が行われ、本船は「MAIZURU KAZENOMAI(まいづる かぜのまい)」と命名されました。本船は関西電力株式会社の舞鶴発電所向け石炭輸送に従事し、電力の安定供給を支える役割を担います。

LNG燃料と風力推進でCO2排出量を最大約30%削減

本船は環境負荷の低減を図るため、LNGを主燃料として使用できる二元燃料主機を採用しています。あわせて、株式会社商船三井および株式会社大島造船所が共同開発した風力補助推進装置「ウインドチャレンジャー」を搭載しました。

従来の重油焚き船との比較において、LNG燃料を使用することでGHG排出量に加え、SOxおよびNOx排出量の削減が期待されています。さらに、LNG二元燃料主機およびウインドチャレンジャーの風力推進補助効果により、CO2排出量を最大約30%削減することが見込まれています。

舞鶴の地名と風を重ねた船名の由来

船名の「MAIZURU KAZENOMAI」は、舞鶴発電所の地名である「舞鶴」と、風を活用して航行する本船の特徴を重ね合わせたものです。安全で安定した航海を続けてほしいという願いが込められています。

2050年ネットゼロ達成に向けた今後の計画

株式会社商船三井グループは、中長期目標である「商船三井グループ環境ビジョン~BLUE ACTION 2035 Phase2~」において「2050年までのネットゼロ・エミッション達成」を掲げています。その達成に向けた主要アクションの1つに「燃費効率の改善」を含めており、ウインドチャレンジャー搭載船を2030年までに25隻、2035年までに80隻投入することを計画しています。

本船の概要

  • 船名:MAIZURU KAZENOMAI
  • 運航会社:株式会社商船三井
  • 全長:234.98メートル
  • 全幅:38.00メートル
  • 載貨重量トン数:95,311トン
  • 建造年:2026年
  • 造船所:株式会社大島造船所
  • 船籍:リベリア共和国

本記事は株式会社商船三井の発表をもとに作成しています。

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