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三田ガーデンヒルズが2026年度グッドデザイン賞を受賞 ホシノアーキテクツ参画

株式会社ホシノアーキテクツがマスターデザインアーキテクトとして参画した共同住宅プロジェクト「三田ガーデンヒルズ」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の2026年度グッドデザイン賞において「建築(中~大規模集合・共同住宅)」カテゴリーを受賞した。同社がデザインを手掛けたプロジェクトによる同賞の受賞は、2024年度の「パークタワー勝どきミッド / サウス」、2025年度の「パークウェルステイト幕張ベイパーク」に続き、3年連続となる。

歴史的景観の継承と現代技術を融合した街づくり

東京都港区に本社を置くホシノアーキテクツ(代表取締役:星野裕明)がマスターデザインアーキテクトを務めた「三田ガーデンヒルズ」は、簡易保険局庁舎の跡地に計画された共同住宅プロジェクトである。歴史的建造物の一部を保存・再生しながら当時の意匠や空間のあり方を読み取り、現代の技術で再構築している。

プロジェクト全体は「OLD CRAFT & NEW TECH」という考え方のもと、1929年竣工当時のつくり手の思想と現代のデザインを重ね合わせて構成された。複数の住棟は中庭を中心にそれぞれ異なるキャラクターを持ち、約7,700㎡のランドスケープを中心に建築と庭が一体となった空間が広がっている。

資産価値の創出手法に対する審査員の評価

デザイン面では、中低層・複数棟構成と集約的緑化による歴史的景観の保存継承と地域環境との調和、半地下化と特殊構造の工夫で創出された中庭と回遊動線設計、埋蔵文化財の展示や地域の食文化の発信拠点の実装といったハードとソフトの融合がポイントに挙げられている。

審査委員の栃澤 麻利氏、千葉 学氏、林 厚見氏は、「既存建物の再利用・継承と、高級新築住宅の価値を融合的に実現させる方法が示されていることには大きな意味がある」と評価した。

ホシノアーキテクツは、ファサード・インテリア・ランドスケープのデザイン監修に参画した。外観では旧逓信省簡易保険局庁舎の意匠を受け継ぎ、周辺の歴史ある邸宅建築と調和する佇まいを計画している。

内装では旧庁舎から抽出した幾何学模様を再構成するなど、歴史的な意匠と現代の素材・技術を組み合わせた。さらに、起伏ある中庭と各棟の共用空間を一体的に計画し、居住者同士の交流が生まれる住環境を目指したとしている。

  • 受賞カテゴリー:建築(中〜大規模集合・共同住宅)
  • 受賞企業:三井不動産レジデンシャル株式会社、三菱地所レジデンス株式会社
  • デザイナー:株式会社ホシノアーキテクツ 星野 裕明、Hopkins Architects サイモン・フレーザー、株式会社office ma オウミ アキ、株式会社TSDO 佐藤 卓、株式会社日建設計 佐藤 悠
  • 設計:大成建設株式会社 一級建築士事務所
  • 施工:大成建設株式会社 東京支店

本記事は株式会社ホシノアーキテクツの発表をもとに作成。

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