Dellows News

リョーサン菱洋、東京エレクトロンの半導体製造装置セキュリティ向上を支援

エレクトロニクス商社のリョーサン菱洋株式会社は、東京エレクトロン株式会社(TEL)に対し、製品セキュリティ向上の支援を実施した。世界的なサプライチェーンの基盤となる半導体製造装置へのサイバー攻撃対策として、装置への負荷を抑えつつ防御力を高めるソリューションと保守サポートが提供される。本ソリューションは、TELが今後展開する一部製品に搭載される予定となっている。

近年、半導体製造装置は世界的なサプライチェーン全体の安定性を左右する重要な産業基盤として位置づけられており、経済および安全保障の観点からもセキュリティ対策が強く求められている。

製品を標的としたサイバー攻撃が急速に高度化・巧妙化するなか、攻撃を受けた際には製造ラインの停止や品質低下、サプライチェーン全体への影響が懸念されており、業界全体におけるセキュリティ強化が急務となっている。こうした状況を受け、東京都千代田区に本社を置き代表取締役社長執行役員を稲葉 和彦が務めるリョーサン菱洋は、東京都港区に本社を置き代表取締役社長を河合利樹が務めるTELのセキュリティ強化の取り組みに対し、ソリューションおよび保守を提案し採用に至った。

装置への負荷を抑えるソリューションと保守体制

TELは、半導体の国際的なサプライチェーンの安全性向上を見据え、自社製品へのセキュリティ検討を進めていた。これに対しリョーサン菱洋は、製造装置・産業機械メーカーをはじめとした製造業との長年の取引で培った知見と製品セキュリティ向上支援の実績をもとに支援を行った。

採用されたセキュリティソリューションは、国産ならではの高い信頼性に加え、装置への影響を最小限に抑える軽量設計や導入管理のしやすさが評価された。TELが今後展開する一部製品に搭載される予定であり、装置のセキュリティ強化を通じてTELの顧客企業を含む半導体サプライチェーン全体の安全性向上に貢献するとしている。

また、リョーサン菱洋は導入後の運用負荷を最小限に抑えるため、定期的なアップデート管理や脅威情報の提供、トラブル発生時のソリューション開発元と連携したサポート体制を提供する。半導体製造装置の長期間に及ぶ製品寿命を通じ、継続的にセキュリティを維持できる運用基盤を支援する。

今後の展望と支援方針

リョーサン菱洋は、製品セキュリティに課題を抱える企業や先進的に対策を進めたい企業への支援を継続する方針だ。製造業の現場担当者からは、脅威の進化に伴う最新情報の追跡の難しさや、製品に負荷をかけずに防御を強化したいといった悩みが寄せられているという。

こうした課題に対し、防御機能の強化と運用負荷を軽減する仕組みを提供することで、製品の安全性向上と国内製造業の競争力強化を支援する。これらの取り組みを通じ、半導体をはじめとした日本の製品セキュリティ向上に貢献していくとしている。

  • 社名:リョーサン菱洋株式会社
  • 代表:代表取締役社長執行役員 稲葉 和彦
  • 事業内容:半導体や電子部品の販売および製造、IT機器や付随するシステムの販売、製造および構築
  • 設立日:1953年11月
  • 資本金:17,690百万円

本記事はリョーサン菱洋株式会社の発表をもとに作成。

アクセスランキング

今日

1週間