Ready ONと東山堂、役目を終えた竹刀と放置竹林の竹で消臭炭製作へ
京都の竹に新たな用途と価値を生み出すブランド「ANDBAM(アンドバム)」を展開する株式会社Ready ONは、総合武道具メーカーの株式会社東山堂と連携し、「SHINAI × BAMBOO UPCYCLE PROJECT」を開始します。本プロジェクトは、役目を終えた破損竹刀と京都の放置竹林整備で伐採された竹を活用して「東山堂オリジナル消臭炭」を製造し、回収に協力した竹刀会員へ配布する取り組みです。愛着のある竹刀に新たな役割を与えたいという東山堂の思いと、京都の竹の新しい活用先を見いだすReady ONの取り組みを結びつけ、剣士の日常で役立つ製品へのアップサイクルを目指します。

破損竹刀と放置竹林の竹を活用した消臭炭の配布

剣道において日々の稽古や試合で使われる竹刀は、割れや破損によって役目を終えることがあります。本プロジェクトでは、東山堂を通じて回収された破損竹刀と、京都の放置竹林整備で伐採された竹を原料として活用し、「東山堂オリジナル消臭炭」を製造します。
完成した消臭炭は、破損竹刀の回収に協力した東山堂の竹刀会員に向けて配布される予定です。防具や防具袋、部室など、汗のニオイがこもりやすい剣士の身近な場所での活用が想定されています。実施時期や対象条件、参加方法などの詳細は、東山堂からの案内で公表されます。

京都における放置竹林の課題と資源化への取り組み
京都市内には約660ヘクタールの竹林が存在しますが、たけのこ農家の引退や竹材需要の低迷を背景に、その約4割が管理の行き届かない放置竹林になっているとされています。放置された竹林は景観の悪化に加え、地下茎の拡大により周囲の植生や宅地、道路へ影響を及ぼす懸念があります。

竹林を維持するためには伐採後も継続的な手入れが必要ですが、収益化の難しさが所有者の負担となっています。また、竹籠などの製品には傷の少なさやしなやかさといった品質が求められるため、密集や枯死が進む放置竹林の竹すべてが原材料に適しているわけではありません。そのため、形状や外観に左右されにくい新たな用途を開拓することが重要視されています。

消臭炭1袋あたり5円を竹林整備に寄付
プロジェクトでは製品の配布にとどまらず、消臭炭1袋あたり5円を放置竹林の整備費用として寄付する仕組みを取り入れています。竹の新たな用途を生み出すと同時に、竹林整備を行う活動への直接的な支援にもつなげる方針です。

連携企業の概要
プロジェクトを推進する両社の概要は以下の通りです。
株式会社東山堂
- 創業:1989年
- 所在地:京都市
- 事業内容:剣道、居合道、合気道、柔道など幅広い武道具の製造・販売・物流
- 実績:世界70か国以上の武道家へ製品を提供
- 公式サイト:https://tozando.com/
株式会社Ready ON
- 代表取締役:岡本 和樹
- 設立年:2022年11月22日
- 所在地:京都府京都市下京区中堂寺粟田町93 KRP4号館3階
- 公式サイト:https://ready-on.jp/
- お問い合わせ:https://www.ready-on.jp/contact
本記事は株式会社Ready ONの発表をもとに作成しています。
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