シーエムシー・リサーチ、リチウムイオン蓄電池の残量・劣化推定セミナーを12月開催へ
(株)シーエムシー・リサーチは、2026年12月15日(火)にオンラインセミナー「リチウムイオン蓄電池最適管理のための残量・劣化推定技術解説」を開催する。講師には立命館大学 理工学部 電子情報工学科 教授の福井 正博 氏を迎え、ビデオ会議ツール「Zoom」によるライブ配信形式で実施される。本セミナーは、初学者や若手技術者を主な対象としている。
蓄電池のモデル化と残量・劣化推定の基本を習得
近年、高エネルギー蓄積デバイスとしてリチウムイオン蓄電池が注目されている一方、温度特性や劣化特性の把握が難しいことから、効果的なBMS(バッテリーマネジメント)手法が求められている。
本セミナーは、蓄電池のモデル化手法を理解し、効果的な残量予測や劣化予測に関する基本的な方法の習得を目的としている。電池の動作原理からモデル化、残量推定、劣化診断までを扱い、リチウムイオン電池の基本特性やBMSの基本構成、考慮すべきポイントを解説する。カルマンフィルタを用いた残量推定や逐次最小二乗法を用いた内部状態推定などの定式化とMATLABを使った実装方法のほか、劣化診断や寿命予測に関する最新技術についても紹介される。
基礎から実装までを扱うプログラム構成
セミナーは資料付きで進行し、適宜休憩を挟みながら以下のプログラムで講述される。
- 1.イントロ(リチウムイオン蓄電池の動作原理)
- 2.蓄電池のモデル化(蓄電池の電気的特性、等価回路表現、ナイキスト図から等価回路モデル抽出、MATLABを用いた電池シミュレーションの構築)
- 3.高精度残量計(カルマンフィルタを用いた高精度残量推定手法、MATLABを用いたカルマンフィルタ実装)
- 4.劣化のモデル化と診断技術(蓄電池の劣化現象とモデル化、逐次最小二乗法(RLS)による劣化診断、ナイキスト図の変化と劣化)
- 5.劣化診断や寿命予測に関する最新技術
講義中には質疑応答の時間も設けられる。受講中の録音・撮影等は禁止されている。
講師の経歴と専門分野
講師を務める福井 正博 氏は、1983年に大阪大学大学院 博士前期課程(電子工学専攻)を修了後、同年松下電器産業㈱へ入社した。1989年から1991年にかけてカリフォルニア大学 バークレー校にて客員研究員を務め、2003年に立命館大学 理工学部 教授、2004年にはスーパーヒューマン知能システム研究センター長に就任した。自動配置配線、高位合成、モジュールおよびセル合成等 半導体CADおよびシステムLSI設計手法の研究開発に従事してきた。
専門分野は集積回路設計技術、ディジタルシステム設計、蓄電池シミュレーション、電池回路であり、著書には「スマートグリッドと蓄電技術」(コロナ社/2022,1 出版)などがある。
セミナーの受講申し込みは、シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイトで受け付けており、受講者には後日、視聴用のURLが別途メールで連絡される。千代田区神田錦町に拠点を置く(株)シーエムシー・リサーチ(https://cmcre.com/)では、各種材料・化学品などの市場動向や技術動向に関するセミナー開催や書籍発行を展開している。
- 開催日時:2026年12月15日(火)10:30~16:30
- 配信形式:Zoomによるライブ配信(資料付)
- 受講料(一般):55,000円(税込)
- 受講料(メルマガ会員):49,500円(税込)
- 受講料(アカデミック):26,400円(税込)
本記事は(株)シーエムシー・リサーチの発表をもとに作成
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



