Lyftが新ブランドAlcove発表 法人向け送迎サービスを2027年に始動へ
Lyft, Inc.は2026年10月15日、独自のグローバルな送迎サービスネットワーク「Alcove」を発表した。傘下のTBR Global Chauffeuringが培ってきた運営経験とネットワークに新たな技術を融合し、法人向け送迎サービスの予約や管理の高度化を図る。TBR Global Chauffeuringは2027年初めにAlcoveブランドへと移行する予定となっている。
Alcoveは、Lyftのグローバルな送迎サービス専用ブランドとして展開される。TBRが30年にわたって培ってきた運営経験とサービス水準を基盤に、VIP向けの送迎やイベント関連の移動、複数車両の手配、長時間の利用といった複雑で高度な手配を必要とする移動に対応する。
法人顧客向けには、2027年初めに予約と送迎の管理を容易にする新しいポータルを導入する。当初は管理対象の法人アカウント顧客向けに提供され、2027年春の後半にはセルフサービスでの利用機能とモバイルアプリの提供も予定されている。あわせて、経験豊富なサービスチームによるサポートのほか、法人顧客やトラベルマネジメント会社(TMC)など既存の予約窓口を通じたサービスも継続される。
法人出張における管理課題への対応
グローバル・ビジネストラベル協会(GBTA)が2026年5月19日に公表した調査によると、企業の出張手配・調達担当者の61%が地域をまたいだ出張の管理は困難であると回答した一方、単一のデータソースから自社の出張プログラム全体を一元的に把握できているとした回答者は12%にとどまった。
Alcoveは、プログラム管理担当者に全体の状況への高い可視性と管理・統制を提供し、予約担当者には確実な手配を、乗客には個別のニーズに応じた移動体験を提供することを目指している。Lyft社CEO、David Risherは「Alcoveを通じて、より多くの方々に最高水準のサービスを体験していただけることを嬉しく思います」とコメントしている。
事業基盤の統合と今後のスケジュール
Alcoveは、6大陸に広がるTBRのサービスネットワークと、年間10億回の乗車サービスを提供するLyftの経験を結集して展開される。Lyftによる買収後、TBR事業は成長を続け、2026年第2四半期には過去最高の四半期業績を記録した。独立したブランドとして運営されるが、Lyft Businessの顧客もAlcoveのサービスを利用できるようになる。
既存のTBRの顧客に対しては、移行期間中も24時間365日のサポートやVIP向け送迎、セキュリティ上の配慮が必要な移動などのサービスが継続される。サービスの全容やテクノロジー、立ち上げ計画の詳細は2027年初めに発表される予定であり、Lyftの2026年第3四半期および第4四半期の業績への影響はないとしている。
関連組織の概要とお問い合わせ先
各組織の概要および問い合わせ窓口は以下の通り。
- Lyft, Inc.:2012年に設立されたグローバルなモビリティプラットフォーム。ライドシェア、タクシー、ハイヤー、エグゼクティブ向け送迎サービス、カーシェアリング、自転車、電動スクーターなどの移動手段を6大陸の数千都市で展開している。
- Alcove:Lyft, Inc.が展開するグローバルな送迎サービスネットワーク。TBR Global Chauffeuringの運営経験やネットワークを基盤とし、6大陸の数千都市で事業を展開する予定となっている。
- 一般のお問い合わせ:contact.japan@tbrglobal.com
- 報道関係者からのお問い合わせ:press@lyft.com
本記事はLyft, Inc.の発表およびグローバル・ビジネストラベル協会(GBTA)の公表情報をもとに作成。
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