市原市のウエルコミが地域づくり表彰で国土交通大臣賞を受賞 記念イベントも開催へ
千葉県市原市の市民活動拠点「ウエルシア・コミュニケーションセンターいちはら(通称:ウエルコミ)」が、国土交通省などが実施する令和8年度「地域づくり表彰」において国土交通大臣賞を受賞した。同賞の受賞は市内で初めてであり、千葉県内では平成21年度以来17年ぶり3団体目の選出となる。ドラッグストアの生活導線上に中間支援機能を設け、多様な主体との連携や地域の担い手を育んできた成果が認められた形だ。

連携を生み出す中間支援の取り組みが高評価
国土交通省が関係団体との共催・後援で創意・工夫ある事例を顕彰する「地域づくり表彰」は、昭和59(1984)年の開始から今年で43回目を迎えた。
ウエルコミの選定にあたっては、ドラッグストアの2階において中間支援団体が企業・市民団体・行政・大学を結ぶ役割を担い、新たな出会いや活動を生み出している点が評価された。敷居の低さを活かして市民活動の裾野を広げ、こどもの居場所づくり団体が44団体超に増えるなどの成果を上げていることや、全国への展開が期待される点も挙げられている。
市原市内の活動が同表彰を受けるのは、令和7年度の「市東地域15町会共創プロジェクト」(審査会特別賞)に続き2年連続となる。
公民連携で運営される「ウエルコミ」の概要
ウエルコミは、市原市とウエルシア薬局株式会社の連携協定に基づき、2021年10月にウエルシア市原国分寺台店の2階に開設された。運営はNPO法人いちはら市民活動協議会が担い、行政・企業・NPOの三者が協働している。
買い物のついでに立ち寄れる場所に中間支援機能が置かれたことで、市民活動や学び、健康づくり、こどもの居場所など分野を越えた連携が創出された。これにより市内のこどもの居場所は6か所から40か所以上に広がったとされている。施設内には無料で利用できるラウンジのほか、多目的室3室(60名×2室・40名×1室)と会議室(15名)が備えられ、1時間200円でサークルや地域活動に活用されている。
運営に携わる三者は、行政、企業、NPOの単独では実現できなかった取り組みが市民とともに形になったとし、受賞を契機に地域の課題解決や魅力向上に引き続き取り組む姿勢を示している。


11月29日に受賞記念イベントを開催
今回の受賞を記念し、11月29日(日)にウエルコミで「地域活動スペシャルデー」が開催される。テーマは「つながると、まちが面白くなる。~ウエルコミから見えてきた、立場の違いを力にするヒント~」と題されている。
当日はこれまでの取り組みや連携事例の紹介に加え、市原市、ウエルシア薬局株式会社、NPO法人いちはら市民活動協議会の三者によるトークセッションが予定されている。参加者と登壇者が意見交換を行う「ワールドカフェ」や市民活動団体のブース出展も行われる。
イベントの開催概要は以下の通り。

- 開催日時:11月29日(日)13時から15時40分まで
- 会場:ウエルコミ(ウエルシア・コミュニケーションセンターいちはら、市原市南国分寺台4-1-1 ウエルシア市原国分寺台店2階)※無料駐車場あり
- 参加費:無料
- 定員:先着70人
本記事は市原市の発表をもとに作成されています。
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