SBI生命とシンプレクス、コーポレートサイト刷新の開発で生成AI活用の協働開始
SBI生命保険株式会社とシンプレクス株式会社は、SBI生命保険株式会社のコーポレートサイト刷新に伴うシステムモダナイゼーションにおいて、生成AIを活用したシステム開発プロセスの効率化と品質向上を目指して協働を開始した。本取組みは、SBI生命保険株式会社が推進するAIトランスフォーメーション(AX)の一環として行われる。要件定義から設計、実装、テストに至る開発工程に生成AIを活用し、開発プロセスの効率化と品質向上を図る。
背景とシステム刷新の目的
東京都港区に本社を置き、代表取締役社長を篠原 秀典氏が務めるSBI生命保険株式会社は、AIネイティブな保険会社への進化を見据えて生成AIを活用した業務変革やシステム開発プロセスの高度化に取り組んでいる。
今回のコーポレートサイト刷新では、システム基盤の刷新を通じて運用の効率化やセキュリティ統制の強化を図るとともに、生成AIを活用した新たな開発手法の導入を推進する。東京都港区に本社を置き、代表取締役社長を金子 英樹氏が務めるシンプレクス株式会社との協働により、システム開発プロセスの効率化と品質向上を両立させ、今後のさまざまな取組みに活用できる手法の確立を目指すとしている。
生成AIを活用した開発工程の効率化
本取組みでは、コーポレートサイト刷新に伴うシステムモダナイゼーションとして、フレームワークの更改、ドメイン変更を伴うクラウドリフト、運用改善およびセキュリティ統制の共通化を進める。
あわせて、生成AIを活用したシステム開発・製造の効率化(AI-Driven Development、以下「AiDD」)を推進し、要件定義、設計、実装、テストなどの開発工程に生成AIを活用する方針だ。シンプレクス株式会社が有するAI-Native Deliveryの知見と、SBI生命保険株式会社が保有する業務ノウハウおよび開発資産を融合することで、開発スピードと品質の向上を図り、AIを前提としたシステム開発プロセスの高度化を目指す。なお、AI-Native Deliveryとは、開発工程をAI前提で再設計し、標準プロンプトや設計書テンプレート、コード規約などを組み合わせてAIが開発作業を実行・支援し、人は判断・レビュー・品質保証に集中する体制を構築する開発手法を指す。
シンプレクスグループは変化に対応すべく人材育成や先端技術の研究を進めており、生成AIへの対応も早期から進めている。2023年7月には専門組織「Generative AI コンピテンシー」を立ち上げた。
さらに、2026年4月には中期経営計画「中計2030-Vision1000-」においてAI-Native Deliveryのフレームワークとして「Simplex Siphon」を発表したほか、2026年7月にはコンサルティングサービス「Simplex AI Accelerator」を発表している。時代に合わせたエンジニアリングやコンサルティングの提供を継続し、高い付加価値を社会へ提供していくとしている。
今後の展望
両社は本取組みを通じてAIを活用したシステム開発プロセスの高度化を推進し、開発品質と生産性の双方の向上を目指す。
また、本取組みで得られた知見やノウハウを活用し、コーポレートサイト刷新にとどまらず、SBI生命保険株式会社におけるAXのさらなる推進に向けて、さまざまな領域でのAI活用を検討していく方針だ。今後も継続的な協働を通じて、AIネイティブな保険会社への進化に取り組んでいくとしている。
発表企業概要
- SBI生命保険株式会社
代表取締役社長:篠原 秀典 本社:東京都港区 URL:https://www.sbilife.co.jp/
- シンプレクス株式会社
代表取締役社長:金子 英樹 本社:東京都港区(シンプレクス・ホールディングス株式会社[東証プライム、証券コード:4373]の中核事業会社) URL:https://www.simplex.inc/
本記事はSBI生命保険株式会社およびシンプレクス株式会社の発表をもとに作成。
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