Dellows News

Bluefield Energy、系統用蓄電所の契約手続きを一貫支援する体制を整備

分散型エネルギー事業を手掛けるBluefield Energy株式会社は、グループ会社の株式会社BFパワーとの連携により、系統用蓄電所の事業化に必要な発電量調整供給契約や接続供給契約の手続きをグループ内で一貫して担える体制を整えた。これに伴い、蓄電所事業者に向けた契約手続きの一括支援を開始する。蓄電池特有の発電側と需要側の双方で求められる契約手続きの窓口を一本化し、事業化の円滑化を図る。

蓄電所の運用に求められる2つの手続き

再生可能エネルギーの導入拡大に伴って系統用蓄電所や太陽光発電所の開発案件が急速に増加する一方、これらを電力市場で運用するには一般送配電事業者との間で複数の契約手続きが必要となる。特に蓄電池は放電による発電と充電による需要の両面を持つため、発電側と需要側の双両方で以下の手続きが求められる。

  • 発電量調整供給契約(発調契約):発電設備から系統に流した電気を、一般送配電事業者が計画と実績の差を調整しながら受け入れるための契約。発電計画の提出やインバランス精算の前提となり、蓄電所で放電した電気を市場で売るために欠かせず、一般的にアグリゲーターが契約者となる。
  • 接続供給契約:系統を通じて電気を需要場所まで届けるため、小売電気事業者が一般送配電事業者と結ぶ託送契約。蓄電所が系統から電気を買って充電するために必要となる。

従来は手続きごとに窓口や担当事業者が分かれており、運転開始までに時間がかかる要因となっていた。

Bluefield Energy株式会社はこれまで、発電側に必要な発電量調整供給契約を担ってきた。2026年10月にグループ会社である株式会社BFパワーが小売電気事業者としての登録を完了したことで、充電側に必要な接続供給契約にも対応できるようになった。

これにより、蓄電所の運転開始に向けて求められる発電側と需要側の両方の契約手続きを、グループ内で一貫して担える体制が整った。代表取締役の島田 孝文氏は、契約手続きを一つの窓口で担える体制により蓄電所の価値発揮を支え、今後も分散型エネルギーの現場に残る非効率を解消していくとしている。

早期の事業化と安定運用を後押し

Bluefield Energy株式会社は、蓄電所の事業化に必要な発電量調整供給契約や接続供給契約の手続きを一括して支援する。手続きの統合によって案件の手戻りやスケジュールの遅れを抑え、計画を着実に前進させることで、早期の事業化と運転開始後の安定した運用につなげるとしている。

Bluefield Energy株式会社の概要

Bluefield Energy株式会社は、東京都港区新橋5丁目13番5号 新橋MCVビル9階に拠点を置き、代表取締役は島田 孝文氏が務める。AIを活用して需給を最適化するアグリゲーション事業や、電力小売業務のデジタルソリューション事業などを展開している。

主な事業内容:

  • アグリゲーション事業:アグリゲーションサービス(太陽光・風力発電所、系統用蓄電所、併設型蓄電所等)、システム「BF Cloud アグリ」のSaaS提供、業務代行
  • デジタルソリューション事業:バックオフィス業務システム「BF Cloud 精算管理」の開発及び提供
  • 再生可能エネルギー発電所及び蓄電所の開発・運用代行

本記事はBluefield Energy株式会社の発表をもとに作成。

アクセスランキング

今日

1週間