Dellows News

シスメックスがAVITAのAIロープレ アバトレを導入、営業人材の育成に活用

AVITAは、同社が開発・提供するAIロープレサービス「アバトレ」が、シスメックスに導入され、営業人材の育成に活用されていることを発表した。

高度な知識や理解が求められる医療・検査分野の営業において、AIを活用した実践的なトレーニングを繰り返し行える環境を構築し、育成担当者の負担を抑えながら提案品質の向上を図る。

導入の背景と課題

シスメックスが取り扱う医療製品の営業担当者には、医師や臨床検査技師への提案において、高度な製品知識や専門用語の理解、提案力が求められている。

一方で、営業人材の育成には時間と工数がかかり、従来の集合研修やWeb研修だけでは実践的な提案力を効率的に習得することが容易ではなかった。営業担当者が繰り返し実践的なトレーニングを行いながら、専門知識や提案力を高められる育成環境の整備が課題となっていた。

活用方法とトレーニングの特徴

シスメックスでは、営業担当者を対象に「アバトレ」を活用した製品知識の学習や提案トレーニングを実施している。

トレーニングでは、AIアバターが医師や検査部門の担当者といった医療現場の専門家役を務め、現場で想定される専門的な質問や要望を投げかける。営業担当者はこれに答える形で、製品知識を身につけながら提案を実践的に練習できる。

シスメックスが製品や医療現場におけるシチュエーション設計などを提供し、AVITAは製品特性や医療現場の文脈に即した学習環境・ロープレ内容の構築および継続的な改善を支援している。AIアバターを相手にすることで、時間や場所を問わず反復練習が可能となっている。

期待される導入効果

アバトレの活用により、以下の効果が見込まれている。

  • 専門知識の習得とトレーニングの標準化:製品知識と提案の型をAIロープレを通じて効率的に習得し、営業担当者の応対をハイレベルに標準化する。
  • 指導者の負担削減:営業担当者が自律的に繰り返し学習できる環境により、マネージャーや指導者の負担軽減が見込まれる。
  • 提案力の向上:商談の初期段階を含む実践的なトレーニングを重ねることで、重要な商談での提案品質向上が期待される。

AIロープレサービス「アバトレ」の概要

アバトレは、アバターとAIを活用したロールプレイングサービス。AIアバターが顧客役を務めることで、時間や場所を問わず繰り返しトレーニングを実施できる。

ロープレ終了後はAIが自動で評価や改善点をフィードバックするため、受講者は自身のスキルレベルを把握しながら自主的にスキルの向上を図ることができる。また、練習回数や評価スコアなどの実績データを活用することで、個別課題の整理や習熟度の把握、トレーニング計画の最適化、育成ノウハウの組織的な共有や資産化にも対応する。

AVITA株式会社の概要

AVITAは、アバターやAIを活用したサービス開発などを手がけている。代表取締役社長CEOは石黒浩氏が務める。

  • 所在地:東京都目黒区下目黒1-8-1
  • 設立:2021年6月
  • 事業内容:アバターやAIを活用したサービス開発(アバター接客サービス「AVACOM」、AIロープレ・AI面接サービス「アバトレ」)、マーケティング支援、ヒューマノイド・フィジカルAIの開発・提供

本記事はAVITA株式会社の発表をもとに作成。

アクセスランキング

今日

1週間