ソフトバンクロボティクスグループ、25年業務用屋内サービスロボット売上で世界1位
東京都港区に本社を置くソフトバンクロボティクスグループ株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀)は、米国Grand View Research社が実施した調査において、業務用屋内サービスロボット市場における2025年の売上が世界No.1となったことを明らかにした。同市場で前回売上世界No.1となった2021年以降も事業領域を拡大しており、今回も世界トップの売上となったとしている。本調査は、業務用清掃ロボット、配膳ロボットおよび屋内搬送ロボットを対象とした世界売上高ベースの推計に基づくものである。
背景と事業領域の拡大
近年はAI技術の急速な進化に伴い、ロボットとAIが融合して現実世界で自律的に動作する「フィジカルAI」の社会実装が加速している。また、世界的な人手不足や人件費の上昇を背景に、サービス業や施設管理をはじめとする幅広い産業において、ロボットやAIを活用した業務の自動化や効率化へのニーズが高まっている。
同社グループはこうした環境の変化を捉え、2019年に発売したAI清掃ロボット「Whiz」を皮切りに、清掃、警備、配膳・調理などの飲食、物流、小売、介護など幅広い分野へ事業を拡大してきた。2026年には、グループで開発・設計・品質管理を行う「Whiz」シリーズに「Whiz P」「Whiz B」「Whiz V」を新たに加えたほか、次世代配膳ロボット「Servi Q」の販売を開始するなど製品ラインアップを拡充している。
主要な業務用屋内サービスロボットの展開
業務用清掃ロボット「Whiz」シリーズは、ソフトバンクロボティクス株式会社が開発・設計・品質管理を手がけている。施設管理AIプラットフォーム「SBX Connect」との連携(一部製品との連携は開発中)により稼働データの蓄積や活用を通じた施設管理の自動化を支援するほか、データは日本国内で管理されている。ラインアップとしては、カーペット清掃に対応する「Whiz/Whiz i」、広い空間の掃き掃除に適した「Whiz B」、吸引・水拭きなど複数の清掃方式に対応する「Whiz P」、吸引・掃き掃除・モップ清掃に対応する「Whiz V」が展開されている。
また、Bear Robotics, Inc.と共同開発した次世代配膳ロボット「Servi Q」は、2026年9月に日本国内で販売が開始された。本体横幅35cmのスリムな設計で、Bear Robotics, Inc.による調査(2026年9月時点で販売されている自律走行型配膳ロボットが対象)において業界最小となる通過幅45cmと、業界初となるバック走行を実現している。ソフトバンクロボティクス株式会社がグローバルネットワークを生かし、各国で順次販売を進めていく予定だ。
一貫した支援体制と今後の展望
同社グループは、世界各国の最先端技術を持つパートナーとの連携を生かし、ロボットの企画・開発から量産、品質管理、導入、運用・保守までの一貫した支援を提供している。培ってきた運用ノウハウやデータと技術を組み合わせることで、現場業務への定着と継続的な成果の創出に取り組んでいる。
今後についても、業務用屋内サービスロボット市場で培った実績と知見を基盤に、フィジカルAIの社会実装におけるフロントランナーとして、さまざまな産業の業務変革を推進していく方針を示している。
- 設立・沿革:2014年に人型ロボット「Pepper」を発表
- 拠点ネットワーク:世界9カ国・21拠点
- 事業分野:清掃、警備、配膳・調理などの飲食、物流自動化、小売、介護など

本記事はソフトバンクロボティクスグループ株式会社の発表およびGrand View Research社の調査情報(https://www.grandviewresearch.com/press-release/global-professional-indoor-facility-mobility-robots-market)をもとに作成しています。
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