Arstruct、商談準備を支援する営業支援AIサービス営業ラクダをリリース
株式会社Arstructは、営業支援AIサービス「営業ラクダ」をリリースした。営業準備を経営者が兼務する中小企業や、担当者ごとの企業調査・提案準備のばらつきを減らしたいBtoB営業組織に向けて提供される。
手持ちの企業情報と自社商材を起点に、公的データベースと公開Web情報を横断して営業先を調査し、企業理解や課題仮説、社内向けの営業戦略、テレアポ台本、顧客向け提案資料まで、営業先1社ごとの商談準備を支援する。
公的データベースと公開Web情報を横断した企業調査
利用時は、自社商材と営業上の前提条件を設定し、手持ちの企業リストをCSVで取り込むか、企業名と所在地を1社ずつ登録して開始する。
企業調査では、国税庁の法人番号システム、gBizINFO、適格請求書発行事業者公表サイト、EDINETなどの公的データベースと、企業公式サイト、採用情報、ニュースなどの公開Web情報を横断して確認する。調査内容は企業ごとに整理され、自社商材との接点から課題仮説やアプローチ方針を検討する材料として利用できる。
なお、営業ラクダは企業リストを販売したり自動収集したりする機能ではなく、利用者が保有するリストや個別に登録した企業を対象に分析を行う。
事実と仮説の整理とテレアポ台本・提案資料の作成
調査の際は、公開情報から確認できた事実と考えらえる課題仮説を分けて整理する。参照情報には実在を確認できたURLが掲載され、十分な情報が確認できない項目については「要確認」と明示される。営業担当者は出典を確認しながら、事前に判明していることや仮説、確認すべき項目を整理して商談に臨むことができる。

また、企業分析と登録した商材情報をもとに、営業先ごとのテレアポスクリプトや提案資料を作成できる。テレアポスクリプトは、受付突破から想定される断り文句への切り返しまで、応答に応じて展開が変わる対話フロー形式となっている。
提案資料は社内準備編18セクションと顧客提出用8セクションの合計26セクションで構成され、PDF・PowerPoint・テキスト形式で出力できる。PowerPointは顧客向けの提案資料として利用できる一方、PDFとテキストには社内準備用の内容も含まれるため、外部へ共有する際は利用者が内容を確認して使用する。
活用イメージとしては、法人研修を提供する企業が採用情報から「採用後の育成に課題がある可能性」を仮説として整理し、テレアポ台本の質問に落とし込み、確認結果を踏まえて提案資料を商談のたたき台にするといった使い方が想定されている(実在する企業の導入実績ではない)。
変化を検知する営業シグナルと6つの利用工程
登録企業の公開情報を週次で確認し、営業活動のきっかけとなる変化を「営業シグナル」として12分類で整理する。対象となる変化には、新サービス公開、採用強化、営業・マーケティング職の募集、導入事例追加、セミナー開催、資金調達、拠点追加、価格改定などが含まれる。変化の背景や重要度、提案の切り口を確認し、連絡の判断材料にできる。なお、メールや問い合わせフォームの自動送信や自動架電を行うものではなく、最終的な営業活動や接触判断は利用者が行う。
営業ラクダの営業準備は以下の6つの工程で進められる。
- 自社商材と営業条件を設定
- 企業リストをCSVまたは個別登録
- 企業分析
- テレアポスクリプト作成
- 提案資料作成
- 営業シグナルの確認・通知
利用できる機能や月間の分析企業数は利用規模によって異なり、料金は個別に案内される。
株式会社Arstructについて
株式会社Arstructは、AI活用・システム開発・UI/UX設計を通じて、企業の業務改善や新規サービス開発を支援している。企画・要件定義から設計・開発、運用改善まで対応し、自社サービスとして「営業ラクダ」のほか、「集客ラクダ」「出版ラクダ」「Code診断ラクダ」を企画・開発・運営している。
- 会社名:株式会社Arstruct
- 会社URL:https://arstruct.co.jp/
- サービスサイトURL:https://sales-rakuda.com/
本記事は株式会社Arstructの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



