ゼロリクルーティング、内定者フォローAIに入社までの計画作成機能を追加
株式会社ゼロリクルーティングは2026年10月1日、内定辞退を防ぐ内定者フォローAIにおいて、内定日から入社日までのフォロー計画をつくる機能の提供を開始しました。内定日と入社日を入力することで、時期ごとに内定者が抱えやすい心の壁を仮説として置き、適した社員の選定や連絡文面、接点で確認する事項を日付付きで整理します。新卒6名・中途6名の架空のサンプルで試せる動くデモも、無料・登録不要で公開されています。
内定から入社までの接点の空白に対応
新卒採用では、10月の内定出しから翌年4月の入社まで約半年の期間が空く傾向があります。採用管理ツールは内定で役目を終え、オンボーディングは入社日から始まるため、その間に内定者が迷いや他社との比較を経て辞退に至るケースが存在します。


内定者フォローAIは、この接点の空白を埋める目的で開発されました。人事担当者に対し、誰が、いつ、何を伝えるかを事前に提示し、動くべき人と動くべき日を渡す仕組みです。
時期ごとの課題と適した社員を整理する機能
新卒の例では「内定承諾の直後」「内定式後の空白期(年末年始をはさむ)」「入社直前」の3つの時期に分け、時期ごとに1枚ずつカードが表示されます。

各カードには以下の内容が含まれます。
- 一手を打つ日:入社まであと何日かとあわせて表示し、土日に当たるときは平日に寄せます。日付の割り出しは決まった計算で行われます。
- 心の壁:その時期に内定者が抱えやすい迷いを仮説として置きます。
- 誰が・何を・どのように:社員名簿から、その迷いに自身の経験で答えられる社員を1名選び、話す内容と伝え方を提示します。
- そのまま送れる文面:LINEの文面や、メールで送る場合の件名と本文を作成します。
- この接点で聞くこと:次の時期に生かすため、会話の中で確かめる項目を並べます。
一手を打つ日は担当者のカレンダーにまとめて登録できるほか、Googleカレンダーにも1件ずつ登録可能です。接点で聞けた内容を入力すれば、その時期の一手を作り直すこともできます。また、社員名簿の登録は任意となっており、空欄の場合は担当者自身が何を意識してどんな話をするとよいかが出力されます。
個別の状態への配慮と誤送信を防ぐ仕組み
本人の状態を「本人の向き(前向き/後ろ向き・迷いが多い)」と「ほかの会社の選考(なし/あり)」の組み合わせから選ぶことで、対応内容を変化させます。さらに、本人が重視している上位3つの項目と、それに対する自社の当てはまり具合を入力することで、本人が重視する点に焦点を当てた文面を構成します。
あわせて、不適切な内容の送信を防ぐ機能も備えています。社員の経歴は社員名簿から一字一句そのまま引用させ、名簿と照らし合わせることで事実と異なる経歴の生成を防ぎます。また、不安を感じているのではといった内定者の不安を言い当てる表現が含まれていないかを確かめるほか、名簿にない所属を名乗っていないかも確認します。
なお、同ツールは内定者のサイト閲覧履歴などを監視するものではなく、AIが受け持つのは人が動くべき日と誰が動くべきかを示す範囲にとどまります。連絡の送信は人事の担当者が行い、送信前に人が確認する運用を前提としています。
同社は、新卒6名・中途6名の架空の内定者と架空の社員名簿を用いて実際に計画を作成できる動くデモを公開しています。入力された文章は計画作成のためAIへ送信されるため、個人情報の入力は行わないよう呼びかけています。
- 動くデモ:https://zero-recruiting.com/naitei/
株式会社ゼロリクルーティングは、大阪府大阪市中央区北浜四丁目1番1号 淀屋橋ゲートタワーに拠点を置き、代表取締役は山本 陽亮が務めています。2025年3月に設立され、AIを活用した採用支援や定着・育成支援などの事業を展開しています。
本記事は株式会社ゼロリクルーティングの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



