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赤いできもの経験者の6割超が放置 アイシークリニックが実態調査結果を公表

医療法人社団鉄結会アイシークリニックは、赤いできものに悩んだ経験のある全国の20〜60代の男女300名を対象に実施した実態調査の結果を公開しました。調査によると、経験者の78.3%が発症から2週間以内に出血を経験している一方、62.7%が自然に治ると思って放置し、受診まで平均1.8ヶ月の遅延が生じている実態が明らかになりました。なお、適切な治療を受けた患者の95.3%が再発なく完治したと回答しています。

6割以上が自然治癒を期待して放置 受診の遅れは平均1.8ヶ月

赤いできものに気づいてから医療機関を受診するまでの期間について、38.3%が「1ヶ月以上」経過してから受診していました。受診までに放置した理由としては、62.7%が「自然に治ると思った」と回答して最多となったほか、15.3%が「何科に行けばよいかわからなかった」と回答しました。

化膿性肉芽腫(毛細血管拡張性肉芽腫)は毛細血管の異常増殖による良性の血管腫瘍であり、自然治癒することは稀であるものの、名称から一時的な炎症と誤解されやすい傾向がうかがえます。

好発部位は指が最多 78.3%が2週間以内に出血を経験

発症部位に関する設問では、指・爪周囲が34.7%で最も多く、次いで唇・口周りが22.3%となりました。日常的に外傷を受けやすい部位や、目立つ部位に好発する傾向が確認されています。

また、発症から最初の出血を経験するまでの期間については、78.3%が「2週間以内」と回答しており、半数以上は1週間以内に出血を経験していました。表面がもろく、早期の段階から出血しやすい特徴が示されています。

主な治療法と特徴

治療後の経過については、適切な医療機関で治療を受けた人の95.3%が「再発なく完治した」と回答した一方、3%に再発がみられました。

化膿性肉芽腫の主な治療法の特徴は以下の通りです。

  • 切除術(外科的切除):治療時間は15〜30分、局所麻酔を使用。再発率は約5%以下で、傷跡は数mm〜1cm程度の縫合線が残る。抜糸までのダウンタイムは約1週間で、保険適用(3割負担で3,000〜8,000円程度)となり、病理検査が可能。
  • 電気凝固術:治療時間は10〜20分、局所麻酔を使用。再発率は約10〜15%で、軽度の色素沈着の可能性がある。ダウンタイムは2〜3日で、保険適用(3割負担で2,000〜5,000円程度)だが病理検査は困難。
  • レーザー治療:治療時間は10〜15分、局所麻酔または表面麻酔を使用。再発率は約15〜20%で、軽度の色素沈着の可能性がある。ダウンタイムは2〜3日で、自由診療の場合があり、病理検査は困難。

※数値はアイシークリニック監修医師の30,000件の皮膚腫瘍手術実績に基づくものです。

医師の見解

アイシークリニックの髙桑康太医師は、触るとすぐに出血する赤いできものの多くは良性の化膿性肉芽腫であり過度な心配は不要としつつも、自然治癒はほとんど期待できないため、早期に皮膚科または形成外科を受診することを推奨しています。また、切除した組織を病理検査に提出して診断を確定できる切除術が、再発率も低く最も確実な治療法であると解説しています。

調査概要

  • 調査対象:全国の20〜60代の男女で、赤いできもの(出血しやすい皮膚の腫れ・ふくらみ)に悩んだ経験のある方
  • 調査期間:2026年10月5日〜10月14日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象人数:300名

本記事は医療法人社団鉄結会アイシークリニックの発表をもとに作成しました。

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