ニューラルポートが米SF Tech Week 2026でZEN VR EVENT開催
京都府京都市に本社を置く株式会社ニューラルポートは、2026年10月に米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催された「SF Tech Week 2026」の期間中、イベント「ZEN VR EVENT」を開催しました。脳疲労の可視化とVRを活用したリカバリー体験を提供するプログラムで、同社が手掛ける脳疲労評価技術などが紹介されました。

脳疲労の可視化とVRを組み合わせたリカバリー体験
今回のイベントは「Measure the Brain. Recover the Mind.」をコンセプトに掲げ、参加者が自身の脳疲労を測定しコンディションを把握したうえで、VRを通じたリカバリーを体験できる機会として実施されました。

紹介された「ZEN VR」は、同社の脳疲労評価技術とVRによる没入型リカバリー体験を組み合わせたプログラムです。AI技術の進展に伴い人間の働き方が変化する一方、情報過多やデジタルデバイスの長時間利用による集中力低下や認知的疲労が課題となるなか、従来の主観的な評価にとどまらず、視線や瞳孔などの生体情報を活用して脳の状態を可視化する研究開発を背景としています。
視線計測から脳の状態を評価する技術
プログラムを構成する技術の一つである「ZEN EYE Pro」は、VRヘッドセットに搭載されたアイトラッキング技術を活用し、約1分間の視線計測によって脳疲労の状態を評価するシステムです。主観的な感覚に頼りがちだった脳疲労を定量的に評価する手段を提供します。
あわせて紹介されたVRリカバリー体験「totonouVR」では、VR空間による没入型コンテンツを用い、日常の情報環境から離れて心身を落ち着かせる体験が提供されました。同社は視線計測による脳疲労評価とさまざまな休息介入を組み合わせた研究を進めており、科学的根拠に基づくコンディショニング技術の確立を目指しています。
世界各地のスタートアップや投資家、研究者、テクノロジー企業が集まる「SF Tech Week 2026」にあわせた開催を通じ、同社は日本発のニューロテクノロジーの可能性を発信しました。これまで展開してきたスポーツ選手のコンディション管理に加え、ビジネスパーソンの生産性向上や日常生活におけるウェルビーイングなど、幅広い領域への応用を目指しています。
今後は日本国内で培ってきた研究開発や実証実験の知見を基盤に、米国の大学・研究機関・企業との連携を推進し、グローバル市場での事業展開を加速していくとしています。
株式会社ニューラルポートの概要
- 社名:株式会社ニューラルポート
- 所在地:京都府京都市下京区中堂寺粟田町93
- 代表:代表取締役 島藤安奈
- 設立:2020年9月
- 資本金:48,700,000円
- HP:https://neuralport.io
- 事業内容:視線計測技術を活用した脳疲労測定システム「ZEN EYE Pro」の研究開発、ZONEトレーニングポット「ZONE-Z」の研究開発
本記事は株式会社ニューラルポートの発表をもとに作成されています。
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