三菱地所が舞浜に750室のホテル建設へ、2026年1月開業予定
三菱地所と清水建設が事業主として開発を進めている「(仮称)舞浜ホテル計画」のホテル運営事業者が、三菱地所ホテルズ&リゾーツ(MJHR)に決定した。開業は2026年1月の予定で、MJHRが展開するロイヤルパークホテルズとして千葉県初出店となり、最大規模の客室数での運営となる。
本計画は、JR舞浜駅より車で約5分、テーマパークも徒歩圏内に位置し、約400台の駐車場を完備する。メインターゲットとするファミリー層や小グループの利用シーンに合わせ、4名部屋をボリュームゾーンとし最大6名宿泊可能な客室を多く揃える。
ホテルのデザインコンセプトは「Nostalgic」「Exotic」「Resort」で、異国を旅したかのような鮮やかさと、懐かしく安らぎと温かさのある空間を目指す。外観デザインは、ゲストを夢の世界へと送り出す客船をモチーフとしている。
三菱地所では、一定規模以上の新築物件については原則ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)水準の環境性能を目指しており、本計画においても「ZEB Oriented」認証を2024年5月7日付で取得した。日射負荷を軽減すべく、Low-Eガラスを採用し断熱効果を高めるほか、庇やフィンを設置することにより、日射遮蔽効果も生み出す。また、セントラル熱源方式の導入により、ZEB Oriented認証の取得に至った。
ホテルとしての心地良さや快適性を担保しながらも環境に配慮したホテル計画を行い、舞浜エリアの観光産業及び地域経済の活性化に貢献できるよう、事業を推進していく。