日本能率協会、韓国の国際食品展に日本産米加工品の特別ブースを出展へ
食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN」を主催する一般社団法人日本能率協会は、2026年11月4日(水)~7日(土)に韓国・ソウルのCOEXで開催される国際食品展示会「Food Week Korea 2026」に、日本産米・米加工品の特別ブースを出展する。米粉パンやパックごはん、米粉スイーツを手がける4社とともに出展し、韓国のバイヤーとの商談を通じて日本産米の海外販路開拓を支援する。海外市場での需要獲得と国内生産者への還元につなげ、日本の農業基盤の維持・発展に貢献する狙いがある。
国内市場の縮小に対応し海外需要の開拓を目指す
海外では和食人気の定着や健康志向の高まりを背景に、高品質で安全・安心な日本の米に対する関心や評価が高まっている。一方で、日本国内では人口減少や食生活の多様化が進んでおり、米の長期的な需要減少と生産者の収益性確保が課題となっている。
一般社団法人日本能率協会は、国内市場の縮小と海外需要の拡大にあるギャップを埋めるため、FOODEX JAPAN主導のもとで日本産米を使った加工品を手がける企業4社とともに今回の出展を企画した。現地バイヤーとの商談機会を創出し、国内生産者の持続的な輸出拡大を後押しするとしている。
FOODEX JAPAN事務局のプロジェクトリーダーである漆平 義人氏は、「日本の米産業が次のステージへ飛躍するためには、個社単独の努力に頼るのではなく、産業全体を牽引する強力なアライアンスと商流のプラットフォームが必要です」とコメントしており、韓国市場を皮切りにグローバル需要の獲得へ乗り出す姿勢を示している。
参画するパートナー企業4社の出展内容
今回の出展では、米粉パン、パックごはん、米粉スイーツなど、日本産米の新たな食べ方を提案する以下の4社が参画する。
- 株式会社SAKU
熊本県産米粉を100%使用したグルテンフリーの冷凍米粉パンを出展する。小麦・卵・乳製品を使用せず、独自の製法によって外はカリッと、中はもっちりとした食感を実現した。焼き上げ後に急速冷凍することでお米本来の風味とおいしさを保っており、健康志向や多様な食のニーズに対応する加工品として海外展開を目指す。
- アイリスオーヤマ株式会社
独自の低温製法で精米した国産米を使用したパックごはんと、国産もち米100%の切り餅を出展する。常温保存が可能で電子レンジ調理ができるパックごはんと、もち米ならではの風味と食感を持つ切り餅を通じて、日本産米の多彩な魅力を発信し、需要創出と販路拡大を図る。
- 株式会社松竹圓
日本産米を主原料とし、小麦・卵・乳製品などの動物性原材料を使用しないヴィーガン&グルテンフリースイーツを展開する。米粉を使用したケーキや焼き菓子などを提案し、植物由来食品やグルテンフリー食品への関心が高まる海外市場での販路拡大を目指す。
- 稲畑産業株式会社
国産米粉を使用した冷凍ミルクレープケーキを出展する。日本産米を洋菓子という新たな形で提案し、米粉の用途拡大と高付加価値化を図るとともに、韓国をはじめとする海外市場での需要開拓を進める。
Food Week Korea 出展概要
特別ブースの出展概要は以下の通り。
- 展示会名:Food Week Korea
- 開催期間:2026年11月4日(水)~11月7日(土)
- 開催地:韓国・ソウル(COEX)
- 主催:COEX、韓国農林畜産食品部
- ブース出展:FOODEX JAPAN(一般社団法人日本能率協会)
- 出展企業:アイリスオーヤマ株式会社 / 稲畑産業株式会社 / 株式会社SAKU / 株式会社松竹圓(五十音順)
- 特設Webサイト:https://foodex.jma.or.jp/exhibit/pickup-rice.html
2027年3月には「FOODEX JAPAN 2027」を東京で開催予定
一般社団法人日本能率協会は、アジア最大級の食品・飲料総合展示会「FOODEX JAPAN 2027」を2027年3月9日(火)~12日(金)の4日間、東京ビッグサイトで開催する予定となっている。
52回目を迎える同展は、世界80か国以上からの出展を見込み、東京ビッグサイトの東・西展示棟を使用して過去最大の3,300社4,300ブース規模での開催を予定している。来場事前登録は2026年12月2日より公式サイト(https://foodex.jma.or.jp/)にて開始される予定だ。
本記事は一般社団法人日本能率協会の発表をもとに作成しています。
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