MiLと大阪府泉大津市が協定締結 飲食店での離乳食提供や健診配布で連携
赤ちゃんからの食育をサポートするブランド「the kindest」を展開する株式会社MiLと大阪府泉大津市は、「ベビーフレンドリーなまちづくりに関する包括連携協定」を締結した。
両者は「ベビーフレンドリーフードプロジェクト」を通じ、市内飲食店でのベビーフード有償提供や4ヶ月児健診での商品配布など、成長段階に合わせた食の支援を実施する。子育て家族の利用が地域事業者の売上を生み出し、協力店舗へのベビーフード販売額の1%がMiLから市へ寄付されて子育て支援施策に活用される官民連携の仕組みを推進する。
飲食店でのベビーフード提供と売上の一部の寄付
同プロジェクトでは、市内の飲食店でthe kindestのベビーフードを有償提供する環境を整備する。商品は常温で長期保存ができ、温めて提供するか未開封のまま提供する形式をとる。メニュー表やスタッフ向けの説明書をMiLが用意するため、店舗側は新たな設備投資や離乳食専用の調理を行わずに導入できる。原材料やアレルゲン情報は商品パッケージに表示されており、未開封のままでも提供できるため衛生管理や食物アレルギー対応の負担も軽減される。

協力店舗には赤ちゃん連れを歓迎する店舗であることを示す「ベビーフレンドリーフードマーク」を掲出する。さらに、協力店舗へのベビーフード販売額の1%がMiLから泉大津市へ寄付され、市の子育て支援施策に充てられる。
4ヶ月児健診でのおかゆ配布と切れ目のない食育支援


泉大津市ではこれまで、妊娠期に毎月10kgの金芽米を届ける「マタニティ応援プロジェクト」や、就学前施設および学校給食での金芽米の提供などを行ってきた(※金芽米、金芽、ロウカット玄米は東洋ライス株式会社の登録商標)。今回の連携により、離乳食期の支援として4ヶ月児健診の機会に新商品「鉄とカルシウムがとれるはじめてのおかゆ」の配布を順次開始する計画だ。
配布予定の商品は生後5ヶ月頃からを対象とし、白米のように食べられる「金芽ロウカット玄米」を原料に使用してリニューアルした。なお、同商品は玄米を使用しているため、白米で症状が出ない場合でもアレルギー症状があらわれることがあり、はじめて与える際は医療機関を受診できる平日の午前中にひとさじ程度の少量から試すよう呼びかけている。また、外出先で味覚を育むことなどを考慮した食事の選択肢を提供するとしているが、これは多様な味覚の体験機会の提供を目的としたものであり、味覚機能を高めるものではないとしている。

今後の展開と関係者のコメント
今後は泉大津市内の飲食店を対象に協力店舗の募集を開始し、順次導入を進める予定だ。導入店舗数や利用状況、子育て家族や事業者の声をもとに効果を検証し、取り組みの拡大を図る。
泉大津市の南出賢一市長は、乳幼児期の食に高い専門性を持つMiLとの連携により、妊娠期から就学後まで切れ目なく支える環境づくりが進むことに期待を寄せた。株式会社MiL代表取締役CEOの杉岡侑也は、仕込みや調理を増やさずに赤ちゃんの食事を提供できる環境を市内の飲食店に広げ、売上の一部を寄付する循環を泉大津市からつくりたいと述べている。
新商品「鉄とカルシウムがとれるはじめてのおかゆ」の概要は以下の通り。
- 対象月齢:生後5ヶ月頃から
- 発売日:2026年10月16日(金)
- 価格(税込):862円(70g)、1,726円(200g)
株式会社MiLの概要は以下の通り。

- 会社名:株式会社MiL
- 所在地:東京都港区南青山4-13-9 クレセントヒルズ3F
- 代表者:代表取締役CEO 杉岡 侑也
- 設立:2018年1月
- URL:https://mil-inc.com/
本記事は株式会社MiLの発表をもとに作成しました。
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