BARE NOTE STUDIO、両国に築古ビル再生ホテルを開業へ
株式会社BARE NOTE STUDIOと株式会社東京アセットソリューションは、協業により墨田区・両国の築古ビルを一棟コンバージョンしたブティックホテル「illi Sui Asakusa-Ryogoku(イリー スイ アサクサリョウゴク)」を開業するプロジェクトを発表しました。リリース内では開業時期を2026年9月としており、テナント退去に伴い利活用が求められていた建物を最大8名が滞在できる客室へと再生しています。BARE NOTE STUDIOは今後も、遊休不動産を高収益物件へ再生する不動産再生スキームの展開を強化していく方針です。
築古ビルの課題と拡大する複数人宿泊需要






都市部においては、築年数の経過やフロア構成などを理由に賃貸物件としての十分な収益性を発揮できていない建物が存在しています。その一方で、訪日外国人客を中心に家族や友人など複数人で滞在できる客室への需要が高まっていますが、日本のホテルは2〜3名利用を前提とした客室が中心となっており、需要に対する供給が不足している状況にあります。
BARE NOTE STUDIOでは、こうした活用しきれていない不動産と満たされていない宿泊需要をつなぐことで、不動産にホテルという用途と収益性を生み出す取り組みを進めています。

今回発表された「illi Sui Asakusa-Ryogoku」は、東京アセットソリューションが所有する築古ビルを再生した施設です。両国の歴史や文化的な要素を取り入れつつ既存建物を活かし、ミッドセンチュリーモダンと掛け合わせた空間デザインを採用しています。グループやファミリーでの利用を想定し、最大8名が宿泊できる客室構成となっています。
施設の概要は以下の通りです。
- 施設名:illi Sui Asakusa-Ryogoku(イリー スイ アサクサリョウゴク)
- 所在地:〒130-0011 東京都墨田区石原2丁目11-9
- アクセス:JR総武線・都営大江戸線「両国」駅 徒歩7分
- 出店スキーム:不動産再生
- 企画・開発・運営:株式会社BARE NOTE STUDIO
- 設計デザイン:株式会社moss.
- 建物工事:株式会社スリーライフ
- 所有者:株式会社東京アセットソリューション
- 出資:株式会社室井商会
BARE NOTE STUDIOが手掛ける不動産再生スキーム

BARE NOTE STUDIOは、不動産会社や個人オーナーが所有・購入を検討している不動産を対象に、企画から設計デザイン、開業後の運営までを一気通貫で手掛けています。固定賃料契約や固定賃料+売上歩合、MC(マネジメントコントラクト)など物件やオーナーの方針に応じたスキームを提供しています。
このスキームにより、不動産価値の向上や長期リーシングを必要としないレントロールの安定化、事業期間の短縮、MC契約などによる継続収益の獲得といったメリットがあるとしています。同社が展開するホテルブランド「illi Stays & Hotels」は年間平均稼働率90%超となっており、今夏にはブランド累計総客室数が100室を突破したとしています。
発表各社の概要
株式会社BARE NOTE STUDIOは2017年12月25日に設立され、代表取締役を黒木 郁己が務めています。東京都渋谷区道玄坂1-22-9 AD-O渋谷道玄坂 5Fに本社を置き、ホテル開発・運営事業、不動産再生事業、クリエイティブ事業を展開しています。
株式会社東京アセットソリューションは2009年に設立され、代表取締役は寺敷 信昭です。東京都港区虎ノ門一丁目16 番4 号に拠点を置き、不動産開発・建替え事業や不動産再生事業、物流施設事業などを手がけています。既存建物の権利関係の整理や遵法性の確保、耐震性向上などを通じた不動産の価値向上に取り組んでいます。

本記事は株式会社BARE NOTE STUDIOおよび株式会社東京アセットソリューションの発表をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



