リアルゲイトとヒューリック、銀座の事務所ビルをホテルへ再生 2028年春開業へ
都心部を中心に不動産再生事業を手がける株式会社リアルゲイト(代表取締役:岩本 裕)とヒューリック株式会社(代表取締役社⾧:前田 隆也)は、戦略的業務提携に基づくホテルプロジェクトの第一弾として、東京都中央区銀座の事務所ビルを全41室の中⾧期滞在型アパートメントホテルへ再生する計画を発表した。

計画では築41年の事務所ビルを用途変更し、リアルゲイトのホテルブランド「SHIFT HOTEL」として「SHIFT HOTEL GINZA by HistoRy(シフトホテル銀座 バイ ヒストリー)」を展開する。リノベーション竣工は2028 年1月、開業は2028 年春頃を予定している。



事務所ビルの階高を活かした空間設計と長期滞在向け設備

客室は全41室で、1室あたり平均約35 ㎡の広さを確保する計画となっている。既存建物の特徴である基準階3.6m、最上階の最大6.2mの階高を活かした空間設計を行い、3名から最大8 名までの中⾧期滞在を可能にする部屋タイプを設ける予定である。
中⾧期滞在ニーズに対応するため、全室にキッチンや洗濯機を完備するほか、建物内にはジムや朝食を提供するバーラウンジが併設される。本プロジェクトには株式会社SQUEEZEが基本プランニングの立案から参画しており、同社の宿泊運営ノウハウを活かしたオペレーションが展開される予定となっている。
容積の付け替えによる用途転換と共用空間の創出
再生にあたっては、既存建物を事務所からホテルへと用途変更する。元々の階高を活かして開放的な客室へ再生するとともに、従来の地下駐車場は店舗や宿泊者専用ジムへと転換される。
この用途転換は、基準階の外壁をセットバックしてバルコニー化し、生じた余剰容積を地下へ付け替える手法により実施される。外観の一新とあわせて施設全体の滞在価値向上を図るとしている。
周辺観光拠点に近接する東銀座の立地
計画地は東銀座駅から徒歩3分の場所に位置し、羽田・成田両空港からの交通利便性も備える。東銀座エリアは、歌舞伎座や築地場外市場といった伝統文化を体験できるスポットと高級ブランドショップが徒歩圏内に共存している。
なお、東京都の「令和7年 国・地域別外国人旅行者行動特性調査」によると、銀座は訪都外国人旅行者の訪問先として第2位となっている。
共同投資プロジェクトの進捗と「SHIFT HOTEL」の展開

リアルゲイトとヒューリック株式会社は2026年2月3日に合弁会社「HistoRy 合同会社」を設立し、提携を通じて早期に総額1,000億円超の投資残高の積み上げを目指している。設立以来、2物件で総額約150億円の投資を決定したほか、新たに2物件の事業化の目途が立っているという。上記合弁会社でのホテル案件については、株式会社SQUEEZEを加えた3社で共同推進していく方針である。

また、「SHIFT HOTEL」は築古コンバージョンホテルブランドとして展開を進めており、2026年1月開業の幡ヶ谷(渋谷区)、7月開業の神南(渋谷区)に続き、東麻布(港区)、田町(港区)、銀座(中央区)、南青山(港区)を含めた全6拠点・約100室を順次展開する予定としている。
施設概要
- 施設名称:SHIFT HOTEL GINZA by HistoRy(シフトホテル銀座 バイ ヒストリー)
- 所在地:東京都中央区銀座3-15-8
- 交通機関:日比谷線 東銀座駅 5 番出口 約3 分/浅草線 東銀座駅 A7, A8 出口 約5分
- 敷地面積/延床面積:376.37 ㎡/2,548.46 ㎡
- 規模:地上9階、地下1階
- 用途:ホテル・41 室、店舗・1区画(予定)
- 竣工年/リノベーション竣工年:1985 年3 月/2028 年1月(予定)
- 開業日:2028 年春頃(予定)
本記事は株式会社リアルゲイトの発表をもとに作成しています。
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