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社風理由の転職検討は57.2% dodaが理想の社風実態を調査

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda」は、20~59歳のビジネスパーソン1,500人を対象に実施した「理想の社風とミスマッチの実態」に関する調査結果を発表した。社風がはたらきやすさや勤続意向に「影響する」と答えた人は全体の7割を超え、社風が合わないことを理由に転職を考えた経験を持つ人は57.2%に達した。本調査における社風とは、会社の制度やルールだけでは表せない、はたらき方や組織の雰囲気、価値観などを指している。

社風が勤続意向に影響する人は7割超 半数以上が転職を経験・検討

調査によると、社風がはたらきやすさや長くはたらき続けたいという思いに「影響する」と回答した人は全体の72.2%となった。年代別では40代が76.7%、50代が76.5%を占め、ほかの年代よりも高い割合を示している。

また、社風が合わないことを理由に転職を考えた経験を持つ人は57.2%だった。内訳は「転職を考え、実際に転職したことがある」が20.2%、「過去に転職を考えたが、転職はしなかった」が20.3%、「現在、転職を考えている」が16.7%となり、半数以上が社風を理由とした転職の検討や経験を有していることが明らかになった。

理想の組織文化はフラット重視 変化への姿勢は安定支持が挑戦の約2倍

理想とする社風や組織文化について相反する価値観を段階的に尋ねたところ、「フラットな文化」を理想とする人は42.2%となり、「役職・年次を尊重する文化」の21.0%の約2倍に達した。すべての年代でフラットな文化を求める割合が役職・年次の尊重を上回り、年代別では50代が44.5%で最も高かった。

変化への向き合い方では、確立された方法で着実に進める「安定重視」が46.1%を占め、常に変化や新しい取り組みを歓迎する「挑戦重視」の20.6%を上回った。「どちらともいえない」は33.3%だった。年代別でも全年代で安定重視が挑戦重視を上回り、40代(50.8%)と50代(49.4%)では約半数が安定重視を選択している。

仕事の進め方やスピード感については、「慎重に検討してから進める」が36.9%、「まずは試してみる」が28.9%、「どちらともいえない」が34.3%となった。すべての年代で慎重に進める姿勢が上回った一方、年代が上がるほど「まずは試してみる」を支持する割合が高まる傾向もみられた。

doda編集長が指摘する企業選びの視点

doda編集長の桜井 貴史氏は、フラットな組織文化が若手のみならず50代からも支持されている点や、年代が上がるにつれて「まずは試してみる」の支持が高まる点に触れ、単純に上の世代ほど保守的とは捉えられないと指摘する。

企業のエンゲージメント向上や人材定着の取り組みにおいて社風や組織文化の重要性が高まるなか、桜井氏は「転職活動では、仕事内容や年収などの条件に加えて、『どのような価値観を持つ人たちとはたらくのか』『どのような文化を持つ組織の中ではたらくのか』にも目を向けることが大切です」とコメントしている。

調査概要

  • 対象者:20~59歳の男女
  • 雇用形態:正社員
  • 調査方法:利用調査サービス:QiQUMO
  • 実施期間:2026年8月24日
  • 有効回答数:1,500件

※割合データは小数点以下第二位を四捨五入しているため、合計値が100%にならない場合がある。

本記事はパーソルキャリア株式会社の発表をもとに作成。詳細情報は同社ウェブサイト(https://doda.jp/guide/ranking/110.html)で公開されている。

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