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首里城公園にスマートゴミ箱を導入へ 沖縄美ら島財団と沖縄セルラー

首里城公園を管理・運営する一般財団法人沖縄美ら島財団と沖縄セルラー電話株式会社は、首里城公園において、ゴミ箱内のごみの蓄積状況をセンサーで検知し遠隔から確認できるスマートゴミ箱の運用を開始します。

本取り組みを通じて、利用状況に応じた回収タイミングの最適化を図り、施設管理業務の効率化と、来園者が快適に過ごせる園内環境づくりを目指します。

定期巡回の課題と導入の背景

首里城公園では、園内のゴミ箱を定期的な収集スケジュールに基づいて管理しています。一方、首里杜館内のカフェ・レストランブースや総合案内所などでは、来園者の利用が集中する時間帯があり、短時間でごみの量が増加する傾向があります。従来の一定間隔での巡回では、ゴミ箱の状況と回収のタイミングが合わないことや、確認のための巡回が必要になることが課題となっていました。

こうした背景から両者は、ゴミ箱の状況をデータで把握することで、必要な場所を必要なタイミングで確認・回収できる運用を目指し、IoTセンサーを活用した仕組みを導入します。

IoTセンサーを活用した遠隔監視の概要

ゴミ箱の上部に設置した距離センサーでごみまでの距離を測定し、蓄積状況を把握します。取得したデータは通信回線を通じて管理画面に反映され、管理担当者はパソコンなどから各ゴミ箱の状況を確認できます。また、あらかじめ設定した基準を超えた場合には通知を受け取る運用を想定しています。

導入の概要は以下の通りです。

  • 運用開始日:2026年6月
  • 設置台数・場所:カフェ龍樋内のゴミ箱3台

導入の効果と今後の展開

本システムの導入により、回収が必要なゴミ箱を可視化して巡回・確認業務を効率化するほか、利用状況に応じて回収の優先順位を判断し、効率的な人員配置を支援します。さらに、満杯になる前の回収を促して園内の清潔で快適な環境維持に貢献するとともに、蓄積データを活用して回収計画や運用の継続的な改善を実施します。

沖縄美ら島財団と沖縄セルラーは、運用を通じて蓄積状況や回収対応のデータを確認し、施設管理業務への効果を検証します。その結果を踏まえ、対象場所や運用方法の見直しなど、より効率的な公園管理に向けたICT活用を検討していくとしています。

発表元の概要

一般財団法人沖縄美ら島財団は、沖縄美ら海水族館をはじめ、海洋博公園や首里城公園など沖縄の自然や文化資源を活かした公園施設の管理運営を担う法人です。財団内に設置された総合研究所を中心に、亜熱帯性動植物や海洋生物に関する専門的な調査研究、技術開発、教育普及活動を推進しています。

沖縄セルラー電話株式会社は、沖縄県を事業基盤とする総合通信事業者です。通信事業に加え、ヘルスケア・教育・観光など新たな事業への参画を通じて、価値創出と地域活性化に取り組んでいます。

本記事は一般財団法人沖縄美ら島財団および沖縄セルラー電話株式会社の発表をもとに作成

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