27卒の就活面接で最多質問は志望動機で53.0% 就活の名人エージェント調査
新卒向けの就活エージェント「就活の名人エージェント」を運営するビューイング株式会社は、同サービスを利用した27卒の学生が実際に受けた面接66件(50社分)の質問内容を集計した結果を発表した。調査によると、最も多く聞かれた質問は「志望動機」で53.0%を占め、次いで「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」が45.5%、「自己紹介」が34.8%となった。面接の段階ごとに質問の傾向が異なる実態や、独自の視点を問う質問事例なども明らかになっている。
面接でよく聞かれる質問の上位傾向
集計された面接66件のうち、質問内容の頻度上位10項目は以下の通りとなった。1件の面接で複数の質問が行われるため、合計は100%を超える。
- 1位:志望動機・志望理由(35件、53.0%)
- 2位:ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)(30件、45.5%)
- 3位:自己紹介(23件、34.8%)
- 4位:自己PR・強み(22件、33.3%)
- 5位:他社の選考状況・就活状況(17件、25.8%)
- 6位:挫折・失敗・困難を乗り越えた経験(13件、19.7%)
- 6位:将来像・キャリアプラン(13件、19.7%)
- 6位:大学・学部を選んだ理由、学んでいること(13件、19.7%)
- 9位:チームや周りとの関わり(11件、16.7%)
- 10位:就活の軸(9件、13.6%)
選考フェーズによる質問の違い
面接のフェーズによって質問の傾向に違いが見られた。1次面接(44件)では、ガクチカや挫折経験に対する深掘りが多く、「その挫折経験をもう一度体験するとしたら、次はどう行動するか」「何をもって挫折だと捉えたか」など、エピソードの具体性や思考プロセスを確かめる質問が続くケースがあった。
一方、最終面接(13件)では「子どもの頃はどんな子だったか」「今の自分はどう形成されたか」「大切にしている価値観」など、生い立ちや価値観に踏み込む質問が目立った。社長との面談が雑談形式で進むケースや、「で、結論は?」と回答のテンポを求められたという報告も寄せられている。
代表の菊池英夫氏は、「定番の志望動機とガクチカだけで、面接の半分近くを占めます。ここを自分の言葉で深掘りに耐えられるように準備しておけば、変化球の質問にも落ち着いて答えられます」とコメントしている。
思考力を問う変化球の質問
面接では正解を当てるのではなく、自分の考えを理由とセットで話せるかを見る質問も挙げられた。実際に聞かれた質問として、以下の内容が報告されている。
- 私たちが今日知りたいと思っていることは何だと思う?
- 既存事業と新規事業、どちらに関わりたいか。その理由は
- BtoBとBtoC、どちらがいいか。その理由は
- 狭く深くか、広く浅くか
- 仕事は何のために頑張る?稼いだお金でどうしたい?
- AIが重要になる中で、どう向き合っていくか
- あなたを採用したら、当社にどんな利益があるか
調査概要
- 調査対象:就活の名人エージェントを利用した27卒の学生が、選考後に当社のキャリアアドバイザーへ報告した面接内容
- 件数:66件(50社分。1次面接44件、2次面接9件、最終面接13件)
- 集計時点:2026年10月20日
- 方法:報告された質問を内容ごとに分類し、各質問が出た面接の件数を集計(1件の面接で複数の質問があるため合計は100%を超えます)
- 備考:当社経由で受けた企業の面接であり、就活生全体の傾向を示すものではありません。個人名・企業名は公開していません
- 調査結果の詳細:https://vinc.co.jp/mag/mensetsu-shitsumon-chosa/
本記事はビューイング株式会社の発表をもとに作成。
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