ハコベル、トラック簿で自動バース割り当て機能を提供開始 物流の省人化へ
ハコベル株式会社は、トラック予約/受付システム「トラック簿」において、トラックの行先バースを自動で指定する「自動バース割り当て機能」の提供を開始した。
本機能により、車両ごとの行き先バースの検討や指定、呼び出しといった一連の作業が自動化され、物流施設運営の省人化に寄与する。これまで手作業で行われていた業務をシステム化することで、担当者の負担軽減や業務の属人化解消を見込む。
車両の条件に応じた行き先と時間枠を自動指定

自動バース割り当て機能は、物流施設に到着するトラックに対し、自動で行き先バースと接車タイミング(時間枠)を割り当てる機能である。従来は、トラックの車種や荷物の温度帯などの条件をもとに、物流施設の担当者が手作業でバースの割り当てを行っていた。
本機能では、受付時の入力項目として設定した情報に基づいてバース割り当てのルールを事前に設定し、受付済みのトラックを条件に合致したバースへ割り当てて接車タイミングを指定する。これにより、人の手を介さずに効率的なバース運用が可能となる。
また、受付が完了した車両を空いているバースへ自動で呼び出す『自動呼び出し』機能と併用することで、受付からバース割り当て、呼び出し、退場記録に至るまで、物流施設側における担当者の負荷を大幅に削減することが期待される。従来、冷蔵車や荷積みに時間のかかる荷物などに関するバース割り当ての判断がベテラン担当者のノウハウに依存していたケースでも、システムによる自動化で属人化が解消される見込みとしている。
施設ごとの運用に合わせたルールのカスタマイズが可能
本機能の特長は、バース割り当てのルールを物流施設ごとにカスタマイズして運用できる点にある。
トラック簿では、温度帯の異なる荷物を扱う施設での種別選択や、荷積み・荷卸しに応じた作業内容の登録など、施設ごとに異なる受付情報をドライバーが入力できる仕組みを提供してきた。今回の機能では、施設ごとに設定された情報をバース割り当てのルールに取り込むことができ、各施設の事情に応じた運用をそのまま自動化できる。
システム提供者側が固定したルールではなく、各施設の独自ルールに基づいてバース割り当ての自動化を図りたいという要望が多く寄せられたことから、本機能の開発に至ったとしている。
ハコベル株式会社は「物流の『次』を発明する」をミッションに掲げ、テクノロジーを活用した物流の最適化を推進している。ラクスル株式会社の新規事業として2015年に事業を開始し、2022年8月にセイノーホールディングスの出資を受け、両社のジョイントベンチャーとして設立された。2023年以降は複数の大手物流関連企業やVCからの出資を受け、事業連携を強化している。
- 商号:ハコベル株式会社
- 代表取締役社長CEO:狭間 健志
- 設立:2022年8月1日
- 所在地:東京都中央区八丁堀2-14-1 住友不動産八重洲通ビル1・3F
- 事業内容:運送手配マッチングサービス、物流DXサービスを展開する物流プラットフォーム事業
- URL:https://corp.hacobell.com/
- サービスサイト:https://www.hacobell.com/
本記事はハコベル株式会社の発表をもとに作成。
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