連休中の公共交通混雑で困ったこと最多は座れなかった 駅すぱあとアプリ調査
株式会社ヴァル研究所は、「駅すぱあとアプリ」ユーザーを対象に実施した公共交通機関の混雑に関する意識調査の結果を公表した。2026年9月の連休中に公共交通機関を利用した人のうち6割以上が混雑を感じたと回答し、困ったことの最多は「座れなかった」となった。ふだんから混雑を避ける工夫を行っている人は8割以上に上り、移動時間の増加や追加料金を許容する姿勢もうかがえる結果となっている。
連休中の移動で6割以上が混雑を実感 困りごとは「座れなかった」が43.5%
調査によると、2026年9月19日(土)〜27日(日)の大型連休中に電車やバスなどの公共交通機関を利用して外出した人は全体の85.6%(3,709人)だった。利用者に混雑の程度を尋ねたところ、「非常に混雑していると感じた」が15.0%、「やや混雑していると感じた」が52.1%となり、合わせて6割以上が混雑を感じたと回答している。
「全く混雑を感じなかった」と回答した人を除く3,580人を対象に混雑で困ったことを質問したところ、最も多かったのは「座れなかった」で43.5%だった。次いで「人が多くて疲れた」が39.6%、「乗り降りしづらかった」が32.8%と続いた。


日常的に公共交通機関の混雑を避けるために行っている工夫については、「出発・帰宅時間をずらす」が46.3%で最も高かった。次いで「座れる可能性の高い車両・乗車位置を選ぶ」が39.3%、「混雑している電車を一本見送る」が24.6%となった一方、「特に何もしていない」と回答した人は19.4%にとどまり、8割以上の人が何らかの対策を講じている状況が示された。

自由記述では、「通学の時にラッシュを避けるために朝早く家を出る」(10代男性)、「始発の各駅停車に乗って混雑を避けて、座って移動している」(10代女性)、「混雑する駅を利用せず一駅歩いて乗る」(50代女性)、「スーツケースは宅配の往復便を利用して身軽に移動するようにしている」(50代男性)といった具体的な工夫が挙げられた。

時間増加の許容は「10分程度」が41.5% 6割以上が追加料金を許容

混雑を避けるために許容できる移動時間の増加幅については、「10分程度」が41.5%で最多となった。「移動時間が増えるなら、混雑していても気にしない」とする回答は14.3%だった。
また、混雑を避けて快適に移動するための追加料金については、「追加料金は払いたくない」が36.1%で単一の回答としては最も多かった。しかし、何らかの金額を許容する人の合計は63.9%に達し、内訳は「500円程度」が19.8%、「300円程度」が18.2%、「100円程度」が14.2%の順となった。
同社は、移動の手段や経路を選ぶ基準として、早さや安さだけでなく「どれだけ快適に移動できるか」も重視されていることがうかがえるとしている。

調査概要
- 回答者:「駅すぱあとアプリ」を利用している男女 4,332名
- 期間:2026年9月29日〜10月5日
- 調査方法:インターネット調査
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%とはなりません。
本記事は株式会社ヴァル研究所の発表(駅すぱあと調べ)をもとに作成しています。
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