中小企業で働く人の6割「AIで自分は速くなったが、チームはあまり変わらない」――仕事が止まる最大の原因の7割は「人と人の間」
生成AIで個人は加速もチームは停滞 中小企業の6割が実感
CATEGORY: テクノロジー
チーム向けAIエージェント「TANKA」を提供するTANKA, Inc.の日本拠点であるTANKA Japanは、中小企業における生成AIの業務活用実態調査の結果を発表しました。調査によると、生成AIの利用により個人の作業スピードは向上したものの、チーム全体の効率化には結びついていないと感じる人が60.0%に上ることが分かりました。
個人の作業は加速する一方でチームの効率化には課題

従業員100人未満の国内中小企業に勤務し、業務で生成AIを利用している会社員500人を対象に調査を実施しました。生成AIの利用により自身の作業スピードについて「かなり速くなった」(16.6%)、「やや速くなった」(47.6%)と計64.2%が速くなったと回答した一方、「チーム(部署)全体」が速くなったとした回答は51.8%にとどまりました。さらに「AIで自分の仕事は速くなったが、チーム全体の仕事はあまり速くなっていない」と感じている人は、「とても感じる」(12.4%)と「やや感じる」(47.6%)を合わせて60.0%に達しています。
仕事の遅延要因の7割は「人と人の間」の業務
仕事が止まったり遅れたりする最大の原因については、「他の人の返事・確認・承認待ち」(28.2%)や「必要な情報や過去の経緯探し」(23.6%)など、「人と人の間」で起きる作業(待ち・探し・引き継ぎ・説明)の合計が71.0%を占め、「自分の作業そのものに時間がかかる」(21.4%)を大きく上回りました。同僚への確認や背景の説明、社内の情報・経緯探しに1日1時間以上を費やす人は44.0%、30分以上を含めると67.6%に上ります。また、58.6%が「担当者が休む・辞めると止まってしまう仕事」が「ある」と回答した一方、AIの成果や業務情報をチームで「仕組みとして共有している」割合は24.0%にとどまりました。


今後のAIに対する期待では、「確認・引き継ぎ・情報探しなど、人と人の間の仕事を進めること」が42.0%となり、「資料作成・文章作成など、自分の作業をさらに速くすること」(41.2%)と拮抗しました。「チームの経緯や担当を理解して仕事を進めてくれるAI」を使ってみたいと答えた人は76.2%(「ぜひ使ってみたい」17.2%、「条件が合えば使ってみたい」59.0%)でした。任せたい業務としては「議事録と決定事項・宿題の整理」(39.6%)や「引き継ぎ・担当者不在時の対応」(28.4%)などが挙げられています。なお、生成AIの利用形態では「会社に明確なルールはなく、自分の判断で使っている」(35.6%)、「会社では禁止されているが、使っている」(3.6%)を合わせ、39.2%が会社の管理が及ばない形で利用している実態も示されました。
TANKA Japan代表のコメント
TANKA Japan代表のウィリアムは、今回の調査結果について次のように述べています。
「今回の調査ではっきりしたのは、生成AIが個人の作業を速くする段階はすでに終わり、次の課題は『人と人の間』にあるということです。仕事が止まる最大の原因の7割は、誰かの返事を待ち、過去の経緯を探し、同じ説明を繰り返すこと。これは個人のツールをいくら速くしても解決しません。中小企業で働く人の6割が、『担当者が休むと止まる仕事』が『ある』と答えています。一人ひとりのAIがチームの経緯と担当を理解し、引き継ぎや確認を代わりに進めてくれれば、この状況は変えられる。TANKAはそのための“Agents for Team”です。」

TANKA, Inc.の概要
- 会社名:TANKA, Inc.
- 米国本社:303 Twin Dolphin Drive, #6054, Redwood City, CA 94065, United States
- 日本拠点:東京都港区六本木7-7-7 TRI-SEVEN ROPPONGI 10F
- 事業内容:チーム向けAIエージェント「TANKA」の開発・提供
- 公式サイト:https://jp.tanka.ai/
本記事はTANKA, Inc.の発表をもとに作成されています。
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