カードショップ専用POSレジ「DMMマイカポス」、トレカ盗難情報の登録を全国のカードショップへ無料開放
DMMマイカポスがトレカ盗難情報の登録窓口を全国の店舗に無料開放
CATEGORY: ビジネス

株式会社Mycaは、カードショップ専用POSレジ「DMMマイカポス」(旧名称:MycalinksPOS)において、トレーディングカードの盗難情報を登録できる専用窓口を公開し、全国のカードショップに向けて無料で開放しました。
DMMマイカポスの未導入店や他社POSを利用している店舗からも登録が可能です。登録された情報は、DMMマイカポス導入店舗(2026年10月時点で350店舗)の買取査定画面で自動的に照合され、一致した際にはその場でアラートが表示される仕組みとなっています。盗品が換金される前に買取現場で止めることを目指しています。
盗難情報共有における従来の課題と窓口開放の背景
トレーディングカードの価値が高まる一方でカードショップを狙った盗難被害が発生しており、盗まれたカードが別店舗に持ち込まれて買い取られてしまうケースが存在します。その場合、盗難に遭った店舗だけでなく、善意で買い取った店舗も損失を負うことになります。
従来はこの問題に対して「盗難情報が店舗ごとに閉じている」「同一のカードが何万枚も出回り見た目で出所を判断できない」「鑑定番号や管理番号を突き合わせて確認する共通の場所が存在しない」という3つの壁がありました。株式会社Mycaは、被害店舗の利用POSにかかわらず情報を登録できるようにすることが業界全体の抑止力につながるとして、登録窓口の無料開放に至りました。
盗難被害発生時の登録手順と検知の仕組み
盗難情報の登録は無料で行うことができ、所轄の警察へ被害届を提出したうえで専用ページ(https://myca.cards/pos/stolen/)のフォームから手続きを進めます。
- フォームへの入力:警察への届出受理番号、古物商許可番号、カード情報、鑑定番号、画像を入力します。
- 運営による確認:届出の確認が取れ次第、データベースへ反映されます。
- 加盟店への通知:加盟店が商品を登録した際に照合が行われ、一致した場合のみ買取査定画面に確認画面が表示されます。画面には被害店舗の連絡先も表示されるため、店舗間で直接やり取りを行えます。
盗品検知機能は2026年2月より提供が開始されています。
信頼性担保とトラブル防止のための運用方針
本データベースは査定の流れの中で確認のきっかけを提供する位置づけとなっており、虚偽登録を防ぎ情報の信頼性を担保するため警察への届出受理番号の入力を必須としています。
また、事前に登録の有無を調べて対策されることを防ぐため登録内容は一般公開せず、加盟店の査定画面でのみ照合が行われます。査定画面のアラートも断定的な表現を避け「要確認情報あり」の表示にとどめるとともに、登録内容の訂正や削除にも対応する運用方針をとっています。
株式会社Myca代表取締役の木村祐介氏は、盗難は1店舗だけでは防ぎきれず店舗の垣根を越えた情報共有が必要であるとしたうえで、「将来的には業界をまたいだ盗品情報ネットワークの整備を進め、加盟店どうしが連携して守り合える流通環境をつくってまいります」とコメントしています。
- サービス名:DMMマイカポス
- 盗難情報 登録ページ:https://myca.cards/pos/stolen/
- サービスサイト:https://myca.cards/pos/
- 導入店舗数:350店舗(2026年10月時点)
- 登録対象:古物商許可をお持ちのカードショップ(POSの導入有無を問わず無料)
- 検知アラートの受信対象:DMMマイカポス導入店舗
- 登録に必要なもの:店舗名・ご担当者名・ご連絡先/警察への届出受理番号/古物商許可番号/盗難に遭ったカードの情報(商品名・状態・数量)/鑑定証明書番号/商品の画像
本記事は株式会社Mycaの発表をもとに作成されています。
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